メッシュ (3) (白泉社文庫)

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著者 : 萩尾望都
  • 白泉社 (1994年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592883043

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メッシュ (3) (白泉社文庫)の感想・レビュー・書評

  • シリーズ最終巻。

    最後の「シュールな愛のリアルな死」と題された章では、ようやくメッシュの両親にまつわる謎が明らかにされます。ルイーズという男から、メッシュに母親が生きていることを知らせる連絡がもたらされますが、そこで彼が目にすることになったのは、精神を病んで「フランソワーズ」という名の娘の姿だけを思い描く一人の女性の姿でした。それでもメッシュは、彼女と彼女を取り巻く人びとの期待に自分自身を合わせることができれば、彼女たちはメッシュの居場所を設けてくれるのではないかという思いを断ち切ることができず、そのことによって深く傷つくことになります。

    事件の最後で、メッシュはみずからの来歴をはっきりと知らされることになり、自分を支配しようとする父への恨みからようやく解放され、ミロンとのささやかな生活の中に自分自身の居場所を見いだすことになります。

    本作の中でも、著者の他の代表作で追究されてきた「孤独」や「親子」といったテーマが息づいていることを指摘することは可能ですが、主張がストーリーを先導するのではなく、比較的緩やかに流れていくストーリーの中でスマートに処理されているように感じました。絵の雰囲気とあいまって、スタイリッシュな作品に仕上がっているように思います。

  • メッシュは大好きなんだけど 最後のタターンだけは納得いかない

  • メッシュの完結編。最終的にどうも描ききれていないというか、描きたいテーマが多すぎて描ききれなかったんだろうと思った。記憶ちがいでなければこのあと「残酷な神が~」のシリーズに入って行ってより狭いテーマを掘り下げていったのだったと思う。

  • メッシュったらいつまでも赤ちゃんみたいで、憎めない。
    たぶん世界中がメッシュのこと憎めないとおもうんだ!可愛い。
    でもミロンも可愛いんだよね。彼を困らせるためならなんでも出来ちゃう気がする。
    全体的に「世の中いいことばっかりじゃないけど救いもあるよ」っていうかんじがして、それがすごく暖かくて嬉しくなっちゃう。

    「苦手な人種」がなんでか結構お気に入り。

  • ラストシーンに胸がぎゅうっとなって、やっぱり萩尾さんはすごいと実感。フランソワーズは、メッシュを読んでから大好きな名前。何度も何度も読み返したい。

  • あたし 誰かに言ってほしい<br>きみが世界中で一番美人<br>ぼくはきみに夢中だよって<br><br>まるで おとぎ話ね<br>でも誰かにウソをついてほしいの<br>それぐらいあたしを愛してほしいの<br><br>心から言ってほしいの<br>心からでなけりゃウソでもいいの<br><br>それぐらいあたしを愛してほしいの

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