美貌の果実 (白泉社文庫)

著者 :
  • 白泉社 (1995年9月1日発売)
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本棚登録 : 986
感想 : 72
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592883135

感想・レビュー・書評

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  • 農業系の3篇はどれも楽しいが、架空の森が実は一番好きかも。

  • 心からなごむ。言葉のひとつひとつ好きだなと思うからこれは大好きなんだろうと思う。

  • この作者さんの作品を、初めて読みました。
    孤独や寂しさに浸りきらない強さというか、しなやかさというか、どの話の主人公も、時にはのらりくらり、でもしっかり芯を通してすっくと自立している感じが好ましい。独特の台詞回しも読んでいて気持ちが良いです。
    「架空の森」のラストが特に好きでした。
    あの姿を笑い飛ばせる織人くんと、一世一代のユーモア皮に身を包んで肩を抱かれる苑生さんと。
    織人くんのように、朗らかに笑いたくなるような、なんともおかしみのある可愛らしいラストでした。

  • ありそうでない、まとまりがないようで最後はいい感じに締まる、突拍子ないけど呑気な話は…どうやって考えてるんだ。
    「架空の森」「森には真理が落ちている」が特に好き。タイトルがまたいい〜。

  •  再読。やはり良いな!
     森には真理が落ちているが好き。かめいいよね。かめ。

  • 不覚にも、この短編集を読んでいなかった。ばかばかばか!!
    愚者の楽園で涙腺がぶっ壊れ、そしてつづくすべての作品でも落涙。川原泉ファンののぞむ川原作品が詰まっている。裏切りなし!!
    怖いくらい美しく、清らかで、マイペースなキャラたちの発する、長い長いうんちくのまた美しいこと。いちばんいいころの川原ワールドを堪能したい方には完璧におすすめです。くそ、なんて本当にこれを今まで読まなかった、私…。

  • 川原泉さんの漫画は大抵好きです。絵も綺麗で面白味があって、お話はちょっと哲学的なんだけれど能天気。そして健気で優しい。そんな印象が全ての作品に共通しています。もちろんお話の展開も面白いです。
    そんな中で思わず心がキューッとなったのが美貌の果実でした。
    ぶどうの精さん、ありがとう。他の作品もオススメです!

  • 農業系恋愛漫画。
    「架空の森」以外は、どの話も、同じ様な主人公が傍目には淡々とした生活をして最後はハッピーエンドになる展開なのに、読み出したら止まりませんでした。多分、何よりも間が素晴らしいんだと思います。
    蘊蓄も多すぎず少なすぎず、丁度良い感じでした。

    解説抜きで値段下げてくれたら言うことないのに。

  • かわいい女の子たちとおいしそうな果物。
    こういう少女漫画ってあんまり読んだことなかったけど、結構おもしろい。
    チェックチェック。

  • 妖精の精さんの最後の仕事がせつねえ。

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