- Amazon.co.jp ・マンガ (282ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592883142
感想・レビュー・書評
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いろんなパターンがあるが、愚かであることの素晴らしさをこの人は手を変え品を変え訴え続けてるように思える。
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全2巻
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※感想は第2巻のレビューに。
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川原作品との邂逅
瑞々しさと温かさ -
娘たちが図書館でであって私も含め愛読している川原泉作品、次女がときどき読み返したくなるらしいので文庫で入手。
巻末の清水ちなみの解説が、わたしや娘たちがどうして川原泉に惹かれるのかをずばり言い当てている。登場する少女たちが中性的というよりむしろゆるやかに女性的(女らしさを武器にせず)で「ボーっとしているようにみえる」が「批評精神に富んでいる」、十把一絡げの「少女まんが」的ではないこと、それだなぁ。
そして、なぜか名門お嬢様学校に入ってしまって猫をかぶって窮屈に過ごしている根は庶民の娘たちが三人だけの世界でのびやかにすごすという構図は、まさに少女まんがの中での川原泉作品と愛読者を象徴しているのかもね。
初出は1987年〜。当時はまだ「外人」「ホモ」のような表現が女子高生の使用語彙だったのだな、という資料価値もある。 -
学生だったころ、MOEかプータオか、とにかく白泉社の雑誌で源氏物語のレポートのカットを見て、速攻買って一気にカーラくん落ちした思い出の作品。源氏物語好きだけど言っちゃダメな感じだった感想をさらってかいてあって刺さったのです。カーラくんの作品でもっとツボな話はあるけど、やっぱり笑う大天使は特別な作品です。最近出てる愛蔵版のやつ、一部がわかれてなければ、大天使も買ったのになー。
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図書館で借りて読み。
昔映画版の予告を見て、面白そうだなーと思っていたんだけど、マンガ版に巡り会えたので借り。
川原泉作品を読むのは初めて。ギャグ要素だけじゃなく、宗教の話とかも面白い。続きも読む。