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みんなの感想・レビュー・書評
表題作と、初期作品の短編集。
皆さんご存知、精神分析学・深層心理学の本家本元フロイトじいさん。
死んで時間も空間も越えた、魂だけの存在になったフロイトは・・・。日本の伝統、提灯の魅力に引き込まれ・・・。
小田原城で自前の手作り提灯売ってるんだよ~ん。
っていう、いかにもふざけた設定ですが、本当に良い話で泣けるんです、これが。
表題作以外には「たじろぎの因数分解」、「真実のツベルクリン反応」、「メロウ・イエロー・バナナムーン」等々。
僕は「花にうずもれて」が好きですね。
たじろぎの因数分解…デビュー作とは思えない!さすが川原教授。「たじろぎの因数分解」なんて題名、普通デビュー作で出てこない。題名聞いてどんなストーリーか想像がつく人がいるだろうか。川原作品はどれも読んだ後、何とも幸せな気持ちになる。デビューからそれは変わらない。
表題作も好きだし、デビュー作「たじろぎの因数分解」もいい。だいたいカップリングがどれもあこがれる。
10年前に、「東」「西」と書かれた小田原提灯を買った少女と青年。
それっきり別々の生活を送っていた二人が、ひょんなことから再会すると、2人は同じ夢を見るようになる。
・・・ってかくとものすごぉくロマンチックな雰囲気ですが、そこはカーラ教授風味が足されて、コメディ&哲学的な物語が繰り広げらる表題作。
短編集なので、デビュー作「たじろぎの因数分解」(数学少女マンガ!こんなのでデビューするか?)も収録。
私が好きなのは感情を表に出すと花を出してしまう特異体質の少女の初恋を描く「花にうずもれて」です。
普通の単行本は持っているけれど、一緒に入っている他の話が読みたくて借りてきた。
相変わらずの川原ワールドで楽しめた。
兄同士がライバルで、妹同士が大親友で、互いの兄と付き合うことになった話が面白かった。
こういう「ずっと変わらない味」的な本は、読んでいてほっとするなあ。
小田原城で霊体となったフロイトから一対の提灯を買った梨生と弓彦は夢を共有するようになる。そして時は流れて…
穏やかな作風でぼやかされているが、登場人物の境遇や内面的なドラマはなかなか壮絶でしんどいものである。
ちょっと普通の人の感覚とはズレているほどにのんびりした梨生の性格に救われる。
「人と生まれたからにはいい夢を見るんだよ・・・」というフロイトの言葉が作品全体を見通す。
併録作品は時代を感じさせるものが多く、絵柄もまだ川原泉さんらしいデフォルメが少ない。
私は「真実のツベルクリン反応」が好き。
収録作品:フロイト1/2、たじろぎの因数分解、悪魔を知る者、真実のツベルクリン反応、花にうずもれて、メロウ・イエロー・バナナムーン、ジュリエット白書
「たじろぎの因数分解」が大好きだった。「フロイト・・・」の女の子は一つ違い。「悪魔を知る者」のせりふ「娘さん、地べたに座ると腰が冷えますよ」というセリフは、何百回も言ったので、既に私の言葉になっている。「真実のツベルクリン反応」の恵子さんと小児科のお医者さんの趣味が今は少しはわかるようなが気がする。そんな私の血肉となった作品が多い。
心理描写や設定がいいものが多かった
ーフロイト1/2
ー花にうずもれて
ージュリエット白書
は好みだった
「フロイト1/2」
大人になってから再開する時に
堤燈をせーので見せ合うシーンが良かった
「たじろぎの因数分解」
数学教師と生徒が兄弟になる話
「悪魔を知るモノ」
性格破綻者との恋愛モノ
「真実のツベルクリン反応」
ゆっくりとした男女の恋愛模様
「花にうずもれて」
感情が高ぶると花が湧き出してしまう体質から
人前で笑わない女の子と
それを笑わせようとする家庭教師のほのぼのした話
「ジュリエット白書」
学年トップを競う男の子の妹同士が親友で
それぞれの妹と恋する話
はじめて読んだ川原作品。
表題作は心温まるものと哲学的モチーフがあってわりと面白かった。
2つセットの提灯を分けて買った学生と女の子の物語。
それ以外の作品はかなり時代を感じる。
毎回絶対2回は泣いてしまう傑作「フロイト1/2」を始め、初期の短編が収録されています。個人的に「悪魔を知る者」は少女漫画界における鬼畜ヒーローの最高峰ではないかと…和馬様!!!
フロイトをあまり知らないのですが、小田原で提灯は売ってないだろう。
夢を半分こというのが哲学、よくわからない。
奇跡で遭難事故を免れたあとのなんともいえない現実がリアル。
他の短編が古すぎてちと辛い。

山登りが趣味の大学生・瀬奈弓彦と叔母の家で暮らす小2の篠崎梨生は小田原城下の動物園で出会い、不思議なちょうちん屋でフロイト博士から2個セットの夢を共有するちょうちんを買う。10年後、ゲーム会社の面接に...





