- Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592883197
感想・レビュー・書評
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『甲子園の空に笑え!』の続編、になるのかな?
今度は活躍の場をプロの世界に移しての、野球談話となります。
「楽しむ」ことに主題を置いている風なのは相変わらずに。
今でこそ女子プロ野球リーグができていますが、1990年代にこの発想はさすが。
北海道にドームもできてしまいましたしね~、、ゆるく真面目に読める感じで。
それにしても、ここ最近の現実の日本球界は、どうなってしまうのかなと心配です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
電書にて購入。札幌にドームが出来てそこがホームの球団が!ってリアタイで見てた時は「フィクションやなぁ〜」って思ってたのにいまやガチなところに時代を感じざるを得ないwww
幼少の頃プロ野球の選手になるのが夢だった→医学的に男子でないとダメ→夢破れって身としては、実際問題通用するかどうかは置いておいて女性でもプロ野球選手になれるってなった時は嬉しかったし、それを踏まえての女性球団をほのぼの「フィクション」ながらも描いてくれたのは当時めちゃくちゃ嬉しかったなぁ。
で、多少ステレオタイプな描き方もあるけれどいま読んでもこれ斬新だよね?LGBTとか妻は黙って三歩後ろとかとか!ってかそれだけ日本が進んでないってことでもあるのか…。
内容ってかデジタル化が下手?で線が飛びまくったりしてるので☆4で。
とりあえずすっかり内容を忘れてる甲子園の空に笑えも買おうと思いました。 -
もちろん本格野球マンガとは違うんだけど、こういうのもあっていいんじゃないかな。
いつかこういう時代も来るかもしれないし。 -
1991年に日本プロ野球協約第83条が改定され、女子にもプロの道が開けたことを題材に、日本初の女子プロ野球球団「スイート・メイプルス」が札幌を拠点に大活躍するというギャグテイストだけど、とてもほのぼのできるインテリジェンスなまんが。
作者の川原さんのことばが本当に練られているので、とても楽しみながら読みました。
この方のセンスは本当に大好き♪
女子だけで躍進するのはキツいだろう…という突っ込みも想定内で、甲子園優勝校のエースでドラフトで1位指名を取りまくるも心が女性のため野球の道を諦めたオカマさんが入団したりしています。
変にベタベタ・ドロドロしないでこれだけ人間を描けるのってすごいよなー! -
女子だけの野球チームがプロ野球に殴りこみ!というわけではないが、「甲子園の空に笑え!」の続編ともいえる漫画。ふとしたときに読み返したくなる。
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すごく久しぶりに川原漫画を読みました。
やはり良いですね。
私の場合、漫画ってどんなに面白くても、どんなに良い話でも絵が好みでないとダメなんですが、川原作品は絵・面白さ・泣き要素、すべてにおいて満足できます。 -
結局一番かわいいのは瑠璃子さんでした。
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わたしはこの漫画で野球のルールを覚えました。
小早川さんはいい人だなー。 -
北海道に女性だけのプロ野球チームが新設されるマンガ、それにしてもまさかその後札幌にドーム球場が本当にできちゃうとか思いませんでした。
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「甲子園の空に笑え」の続編というスタンス。 それにしてもおもしろい。
カーラくんの絵にしろ、発想にしろ展開にしろ、すべてが成熟して
まだ下降線に乗る前の奇跡の作品。
この人のはっきりとした男同士のメジャーな作品は、意外にこれが
はじめてなんじゃないだろうか?
これだけの登場人物の多さを、この絵で描き分ける技術はさすが。
切なく、興奮し、笑えていろんなおまけもある。私は野球が好きだから
よりハマったが、そうでない人も野球見てみようかな、くらい
思えるはず。とにかく私の中では、この作品が頂点です。