- Amazon.co.jp ・マンガ (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592883296
感想・レビュー・書評
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女のドロドロとした情念をゾクゾクする極上ホラーに仕上げた4編の短編集。
どの短編も良いですが、嫉妬という後ろ暗い感情を生涯最高のブラック・スワンの踊りへと昇華させる『黒鳥』は傑作です。
『鬼子母神』は母になることが怖くなるような恐ろしさがあります。
少しトラウマです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトル作の『黒鳥』これ洋画になったらよいのに。合いそう。そういう実写ぽいイメージを作りながら読みました。
『緘黙の底』の保険医さんが少女に聞くときの表現は漫画でしかできないなあと思った。
この短編集が山岸さんの中で印象深いかも…。そんなに数を読んではいないけれども… -
バランシンのスワンを見る前に読んでみました。表題が3番目の嫁の話。悲しい男ですよ。他作品も悲しかったり辛かったりしますが、どれも後味はいいので、良い文庫でした。あ、最後のお兄ちゃんに救いが訪れますように。
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黒鳥・貴船の道・緘黙(しじま)の底・鬼子母神
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再読。女に生まれたという重荷がのしかかってくるような感じを受けた。全ての章で男性の描かれ方が辛辣(例外はモヤシくんぐらい?)。。 表題作はもちろんのこと、鬼子母神も好み。
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4月中だけどいつだか思い出せない…
(手帳に記入していたのにこれは抜けていた) -
女性が主人公の作品を集めた作品集。
男も女どちらの業の方が深いのだろうか?
という問いには考えさせらせます。 -
(1)黒鳥…プライベートでも上手く行くかというと――。
(2)貴船の道…略奪婚に成功した女。
(3)緘黙の底…痛々しいテーマ。
(4)鬼子母神…家族を客観視できるようになったヒロインは立派。 -
うっすらと買ったような記憶があるけれど、とりあえず、読みたい。