- Amazon.co.jp ・マンガ (343ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592883579
感想・レビュー・書評
-
実家にある。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
心の琴線に触れるというより、
自分を構成する成分の何割かにゃ
確実に大島エッセンスが染み込んでいたんだと確認。
東西冷戦下の漠とした不安、
世紀末、終末への期待と恐怖が色濃く反映したかのような
「サマタイム」(1984年)など、秀逸。 -
すごくよかった
-
穂村弘が、
大島弓子のある時期の漫画は、まぶしすぎて読み返せない、
と書いているのを読んで、わかる! と快哉を叫んだことがある。
大きな家ではない。
自然、一定期間ごとに本を売らなければならない。
そのころの私は荒んでいて、自分への怒りや嫌悪を、小説や漫画や映画や音楽にぶつけてしまった。
『綿の国星』もその被害に遭ってしまったのだ。
あのとき確実に私の一部は死んだ。
手放さずにはいられなかった本である。
……じゃがいもで作った犬みたいな顔をした男が何をか言わんや。
好きと嫌い、好きと好きじゃない、嫌いと嫌いじゃない、
生きていると死んでいる、生きていると死んでいない、死んでいると死んでいない、
が濃密に圧縮された短編集。
これを読んで、少しだけ生き返った気持ち。 -
この作家さんの本は文庫じゃなくて普通の単行本サイズのものが欲しい(個人的メモ)
-
表題作は、いいのか。どうなの。狂っていると美しいのかな。エスカレートしたエセ純粋少女が大量生産されそう。今読めば美しい話だけど、少女時代に読んでたらきっと危険だっただろうな、という作品。
-
重く切なく悲しい物語の数々。
-
大島さんて、おかしくなっちゃった世界や人をあたかも当たり前のように自然に描いてしまう。ふわふわした絵柄とそのアンバランスさ。
-
だいすき