D班レポ-ト (白泉社文庫 さ 3-12)

著者 :
  • 白泉社 (2002年6月19日発売)
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592883906

感想・レビュー・書評

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  • 坂田靖子さんの漫画。
    楽しい。笑えます。はい。
    それでいて泣けるようなところもなくはない。

  • 知能犯・パスコーリ、理論派・アイルショー、小心者・マッシュ、朴訥・ムサイ、フェミニン・トロップの五人からなるD班が巻き起こす騒動を描くコメディ。
    読んでいてエーリッヒ・ケストナーの『飛ぶ教室』を連想した。

    悪戯小僧たちは記号化されたシンプルな絵柄でありながらイキイキとしている。
    校長先生をはじめとする振り回される大人たちもなかなか素敵。

    ただ「悪戯では済まないだろ」というものも多く、少し倫理観の線引きにギャップを感じた。
    特にE班の少女たちね。女性の理不尽さみたいなものを強調して描かれているのだが、あまりにも醜悪に戯画化されすぎており、しかもその報いを受けないこともあいまって、抵抗感を覚えてしまった。

  • 短編の「もとはといえばライラック」が好きです
    この人の描く少年は本当に理想

  • ファンタスティック☆

  • 坂田さんのは暗〜いのも好きなんだけど。

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著者プロフィール

大阪府高槻市出身、石川県金沢市在住。1975年、『花とゆめ』掲載の「再婚狂騒曲」でデビュー。以来、白泉社、小学館など幅広い雑誌で活躍。英国を舞台にした作品のほか、さまざまなファンタジーや日本の怪談・説話を素地にした作品も多い。『闇夜の本』『バジル氏の優雅な生活』『マーガレットとご主人の底抜け珍道中』『水の森奇譚』『芋の葉に聞いた咄』『磯の貝に聴いた咄』『堤中納言物語』『伊平次とわらわ』など多数。

「2008年 『王朝貴族のおまじない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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