ジェラールとジャック (白泉社文庫)

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  • 白泉社 (2004年5月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (423ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592884309

ジェラールとジャック (白泉社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 実は、まだ文庫化されたものを所持していなかったりする。

    フランス革命前後?の物語。
    作家ジェラールが、借金返済のために娼館に売り飛ばされたジャック(貴族)を買ったところから物語は始まる。
    後に、二人は主人と下男の関係となり共に暮らすようになるが、ジャックの気持ちに変化が訪れ…といった内容。

    読み始めの段階では、この二人をどうやってまとめるの?と思ってしまうが、読み終わる頃には、テンポよく、そして無駄なくまとめられた作品の完成度に驚いてしまう。
    特に後半になるにつれて、コマは小さくなり、背景が描き込まれ、実写に近いイメージ(カメラワーク)でラストを迎える。
    読み終えた後、エンドロールが流れるかのような余韻に浸れる作品。

  • 「ベルサイユのばら」と併せて読むと、面白いかも。こっち側ではこんな人たちがいたのかも、と(笑)。

  • ジェラールの過去の物語を読んで更にジェラールが好きになる。
    白に黒がぽつりぽつりと落ちていくのを見つめながらも白の部分に目が向くお話。

  • 革命期のフランスを舞台に、成金ポルノ小説家の平民と、彼に仕えることになった没落貴族の少年の話。

    なんともいえない絶妙の間を描き出す作家ですが、この作品もまたすごい。
    手の込んだミルフィーユをフォーク一本できれいに真っ二つに分けたような間があります。
    互いが同じ言葉で問いかける「これは恋だろうか」がとっても印象的。
    コマのひとつひとつに一切の無駄がなく、激動のフランス革命すら、ただの小道具にしてしまうほど二人の心の動きが過不足なく丁寧に描かれています。
    シャルロットが素敵!

  • ジェラールの一途な想いに涙しました。ベッドに潜り込むまでの葛藤が可愛い。罪の意識に苛まれながら1人でしちゃうのも可愛い。

  • 激動の時代の中でじっくり育む愛情。物語のその後も彼らの人生は続くということが確信できて嬉しい。

  • 初BF。きれいめ描写なので嫌悪感なく少女漫画を読むようにさらっと読めた。

  • 一度も読んだことのないよしながふみ先生の作品をまとめ買いし、1番最初に読んだ作品です。そして1番好きな作品。最後まで結末がよめず、いい意味での大どんでん返しにドキドキしました。物語も時代背景も登場人物もみんな素敵。この作品がきっかけで先生のファンになりました。

  • 「表現に機智(エスプリ)が効いている」

    フランス革命BL。時代モノに分類するか悩みましたが
    ハードな性的描写があるのでBLで。

  • 面白かった!フランス革命前後の貴族の雰囲気、事情。
    奇麗ではない愛、それでも…色々と濃厚な感じ。

  • 長い長い主従のお話。
    舞台はフランス革命の時代。面白かった!わくわくというか、世界に入り込む感じが素敵でした。

  • とにかく面白かったとしか言いようがない。

    よしながさんの、抱きすくめる絵がすごく好き。
    「どこへも行かせない! 俺が本当の父親よりも母親よりもお前を愛してやる!」のシーンがとても印象的でした。

    ハッピーエンドなのも安心したし、少年が成長しても下剋上しないのが、個人的には嬉しかったです。


    よしながふみさんは昔から好きだったけど、BLに限ってなぜか10代のころは苦手で読めなかった。何でだろう、ご都合主義じゃないリアルなところが怖かったのかな。今はむしろそういうものを好んで読んでるので、もう大丈夫だろうと手を出しました。
    読んでよかった。

  • 2013/06/05 やっと読む。

  • 同人作家さんがいまや映画原作者ですもん。
    性と生は表裏一体…シリアスだけどウィットに富んだ会話。どうしてこんなに言葉攻めが上手いのですか、よしなが先生!きっと読者がなぶられているのね。よしなが先生の言葉攻めに。

  • 「執事の分際」と似た雰囲気のテーマ
    俺様系攻と素直な青年受(笑)のカップル。
    好きなキャラなのでエロが少なめなのが若干悲しい

  • フランス革命前後のスパイスを混ぜつつ、感動大作!

  • 最後のオチがものすごい力技。
    まさかあんな形でハッピーエンドに捻じ伏せるとは(笑)。
    ラスト5ページくらいは一般的な昔話のめでたしめでたしを彷彿とさせて巧いなーと。
    フランス革命の絡みも話の中でちゃんと効いていてすごい。

    それにしてもこの方、食べ物が絡むのと歴史モノを描かせると
    めちゃめちゃ精彩を放つんだな。

  • 主人公二人の対比がとっても良かったお。よしながさんのBL漫画の中で一番好きかもしれんお

  • 文句なく名作。ラストにかけての盛り上がりは涙なしでは読めない。
    主人であるハズのジェラールが、妙に弱さを見せたりして……その緩急がたまらない。文字でなく、絵の表現がものすごい。

  • 執事の分際よりも好き

  • 革命前夜のパリ。没落貴族の息子ジャックは高級男娼として売られ、銀髪の市民エロ小説家ジェラールに抱かれたあと放り出される。働き口を探しやってきたのがジェラールの家だった。憎まれ口をたたきながらも雇用条件は手厚く、ジャックはどんどん使えるヤツに成長していく。ジェラールの失踪した貴族の奥方やその愛人の話を織り交ぜながら、ジャックがジェラールに惹かれていく様、革命の粛清から逃れようと逃避行...ハッピーエンドまでを描く。

    貴族の愛人文化、ちょこっと歴史をかじりながらも二人の親子にも似た恋人関係が微笑ましい。

  • 初めて読んだよしながさんの作品です。
    面白かったです!ところどころに笑いも入っていて、ほわっと暖かい空気があるよしながさんの作品にハマり、他の作品も買いに行きました!

    死んじゃうの!?というシーンから先が怖くてなかなか読めませんでした(笑)ハッピーエンドでよかった…。

  • 「執事の分際」とならんで、よしながさんのおフランスBL。
    こっちは主人×使用人。
    個人的な感覚ですが、こちらの方が伝統的なBLのかたちなのかなと。
    ただ、一筋縄ではいかない、ヒネリが効いてるのがさすがよしながさんというか、このひとホントすごい作家さんなんだなぁと思います。
    攻が受を支配しているように見えて、実際のところ受が攻を包んでいるような、そんなふたりがとてもよい。

  • まさかの後半歴史をからませてくるとは思わなかった。
    一瞬ラスト死亡フラグがたったのかとドキドキしたけど、
    解説?読んだら、そういう風にとれるのかと納得。

  • 「執事の分際」が面白かったので、同じフランス革命をテーマにした作品ということで読んでみました。
    「執事の分際」よりも、登場人物が革命期を懸命に生きる姿が生き生きと描かれる分ハラハラドキドキはあるが、糖度が低いので私は「執事の分際」の方が好み。

    しかしジェラールの職業とテクニシャンぷりは非常に良いと思います。

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