- Amazon.co.jp ・マンガ (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592885436
感想・レビュー・書評
-
夏目友人帳の作者である緑川ゆきさんの作品。
笑顔動画で作品紹介動画があって、興味を持ったので買ってみた。
なんでも緑川さんの一番最初の連載作品だとか。
電車の中で読んでたら真剣になりすぎて、気が付いたら乗換駅についてた。
特殊な声をもつ辛島くんや、その彼を好きになった国府ちゃん、彼らの周囲の人たち。みんな優しくて、強い人たちだと思う。
夏目でも味わえる、キャラクターたちのほんわかしたりじんとしたりする優しさって、緑川さんの持ち味なんだなあと実感した。
文庫版を買ってきたのは、最初でた漫画のほうはもう絶版になってしまったため。中古で出会えた買うかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
綺麗で、寂しい印象が漂う作品。だからこそ、女の子の強さが眩しく輝くなー。
緑川さんの描く女性は、脇役であっても芯がしっかりとあり凛としています。 夕日がゆっくりと落ちていくのを眺めているような、とても優しい作品でした。 -
「夏目友人帳」の作者が描いたマンガ。ちょっと切ないけど、恋愛もの。
-
冒頭での狐のお面を被った辛島くんに心掴まれ、そのままハマりました。
特殊な能力を持つがゆえに人と距離を置いてしまう辛島くん。
そしてあくまでも辛島くん自身に惹かれていく国府さん。
近づけば近づくほど好きな人を取り巻く環境や、孤独は根深い。だけど戸惑いながらも辛島くんへ手を伸ばすことを諦めない、そんな国府さんの姿勢に心打たれます。 -
独特の雰囲気があって好き。眠れないときとか、辛島の声を聞いて寝たいなぁと思う。笑
読めば読むほど味がでてきて、色々考えさせられる。
辛島のお父さんが、話だけで実際にでてこないとことか、想像力をかきたてられる。
それにしてもこれがLaLaで連載されていたときは、人気なさそうだったのに文庫版まででてるなんて正直驚いた。夏目友人帳は読んだことないけど、ヒットに感謝!昔の名作に日が当たったね(^0^)/
■好きなキャラ
国分、辛島、川口、坂本、坂本父 -
緑川ゆき先生の作品は手元に置いておきたいネ(´-`)
-
全2巻であっという間に終わってしまうのが寂しいんですが、この話はこのくらいの長さが心地よい。
誰もを魅了する声の男の子と、真っ直ぐに恋する女の子の話。
全体的な空気感が好きで、何度も読み返してしまいます。透明感があって、ほんわかしていて、だけど時間だけは確かにそこに流れているような・・・。
夏目友人帳が好きな方なら絶対に好きになる作品です。 -
数年前に古本屋で立ち読みして文庫が出ていることを知り即購入。
私個人としては1巻の方が好き。
辛島君がたまらなく素敵でぜひ生でそのお声を聞いてみたいなと切に願うばかり。
好きだなあ。 -
久しぶりに、こういう優しく穏やかな恋物語を読めて幸せでした。
-
女の子が弱っちょろいくせに、強くあろうとする姿が好きだ