- Amazon.co.jp ・マンガ (309ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592886266
作品紹介・あらすじ
革命期フランスの動乱の中、名門貴族に仕える切れ者執事・クロードと、贅沢に慣れきった美しい主人・アントワーヌの甘く密やかな恋愛劇。身分違いの、それ故に熱く切ない二人のロマンスを完全収録。 2005年11月刊。
感想・レビュー・書評
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図書館には蔵書がなさそうなので思い切って買ってみる。初出がBL誌&同人誌で思ったより本格BL作品だった(本領発揮)。前日譚的なものから始まり、フランス貴族のぼっちゃんとその家の忠実なる執事の繊細な関係を描く連作。生半可な恋や愛じゃないある意味命懸けの深い愛が核にありながら表面上はポーカーフェイスで距離と節度があるロベールの生き方はすごい。
ここから「大奥」の有功の愛は案外近いところにある気がした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いくら敏腕でも遊んで暮らせる金をあの激動の時代に用意するってのは…って苦笑いしたけどBLはファンタジー!!!!
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大好きなBL漫画です。
何度も読み返しては感動する。よしながさんて本当にすごい。
フランス宮廷が舞台でこの主従関係、しかも下克上。
これを探していました!という私にとっては涙モノの本。
あっさりした絵柄も好きです。 -
私のなかではおフランスBLの金字塔。
執事×おぼっちゃま。
この本からよしながさんのマンガを読むようになりました。
そしてよしながさんのマンガでいちばんすきなのもこの本。
「ジェラールとジャック」もだいすきですが、下克上がだいすきなので、こっちの方がさらにだいすき。
本編もいいけど「シノワズリ」がいいよね…。 -
2011 11/5読了。友達に借りた。
よしながふみは最近読み出したけど、BLシーンがあるのは初めて?
金髪わがまま坊っちゃんと、黒髪クール執事の話。きゅんきゅんした。そういうシーンはどきどきした。 -
よしながふみ先生作品はしっかりとしたストーリー軸にある軽妙なギャグが魅力。これはフランス革命時の執事×坊ちゃんの身分差恋だった。壁がある関係好き。
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ストロングな甘さ。単純にこのジャンルを読み慣れない自分からすると新鮮だった。
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時はフランス革命期。貴族のおぼっちゃんと執事のBLストーリー。背景がしっかり描き込まれてるのがよしなが流。ただのBLではなく、読ませます。