フラワー・オブ・ライフ 第3巻 (白泉社文庫 よ 4-6)

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  • 白泉社 (2009年7月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592886945

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フラワー・オブ・ライフ 第3巻 (白泉社文庫 よ 4-6)の感想・レビュー・書評

  • 今読むとバクマンみたいな展開だ(笑・こっちのほうが先だけどね)。クリスマス会は楽しかったし、はる太と翔太の担当さんも良い味だしてるし、若者には若者の、大人には大人の、それぞれの事情があって人生は誰にとってもハッピーなばかりではない。大団円の終わり方ではないけれど、だからこそハル太が生きるにしろ死ぬにしろ、彼ら彼女らの人生はこれからも続いていくのだと思わされるところが良かった。

  • みんないいこたち…!!

  • 普通の、普通の、高校1年生の1年間。いやもちろん漫画だから、ちょっと普通じゃないところもあるんだけど。しかし全編を通して流れるのは、普通の高校生活、それが詩的であるということ。漫画オタクの女子、小太りの男子、ちょっとごつめの優等生、みんなそれぞれに内にひとつ抱えて生きている。それに比べて教師をはじめ大人たちの頼りなく、身勝手で弱々しいこと。

    題名の意味は、物語の終わりに突如として知らされる。楽しかった高校時代を持つ人たちは共感せずにはいられないだろう。

  • 2012 1/23読了。WonderGooで購入(古書)。
    表紙にもなっている真島大躍進、後に失墜、でも回復?とかにじたばたする。
    途中まで超高校生級の体験かと思えば春太郎の言葉でごくふつうの高校生である現実がさらされて、でもそのおかげで凶行は止められて。
    途中までのドSっぷりも好きだけど、そのあとでもいいなあ、真島。

    フラワー・オブ・ライフというタイトルの意味も明かされる。
    若い盛り。若い盛りで。

  • よかった!
    高校の一年間。いろんなイベント、仲間を通して成長する一年。若い盛りにはあっという間のことだ。春太郎と翔太の友情にほっこり。
    10年以上前の、あの感情が呼び起こされる。機微が繊細に描かれていて、読後感は爽快。

  • 人の弱さが辛い。

  • 1~3巻通しで読んだ感想です。

    読む前までは正直あまり期待してなかったんですが、これはすごく面白くて、好きな作品です。

    白血病で一年遅れで入学した春太郎。目立つのがキライなマンガ好きでおデブな翔太。見栄えがいいのに、腐れオタクで性格に難ありの海。
    この三人を軸として日常が描かれているのですが、ほかにも、

    オカマちっく(?)な担任の滋と数学教師のホモなの(?(笑))不倫関係とか、料理上手だけど引きこもりの姉とか、同じクラスの女子同士の友情関係とか。

    一見ありえないような学園生活ですしキャラの設定もちょっとぶっ飛んでいるように思えますが、、よくよく読み進めていくと、優等生でも不良でもない普通の生徒達の姿がいきいきと描かれていて、引き込まれます。

    ストーリーも、家族模様や恋愛、不倫、友情、目指せマンガ道(笑)とか、盛りだくさんな内容が同時に進んでいきますが、けして複雑な印象ではなく、キャラクター達の魅力でわかりやすく読み進めることが出来ました。

    途中のエピソード、手書きマンガの(回し読み)大ヒット(笑)とか、それを原作とした学園祭のクラス劇対決なども、大笑いしながら読みました。

    青春ものとしては王道でないのかもしれませんが、キャラクター一人一人がとても魅力的なので、読後感はよかったです。

    「大奥」とはまた違った、名作だなぁと思います。オススメです。

  • たくさんの辛いこと、やさしさからうまれる残酷な嘘、
    哀しいことはあったけれど、
    つまるところここにあるのはあたたかな光。

  • 「きのうなにたべた?」に掲載されていた広告を見て、同様のほんわかほのぼのとした高校生たちの日常物語を期待して第1集~第3集までまとめ買い。予想に反して、登場人物の瑞々しい日々の美しさと脆さが、清々しくもとても切ない余韻をもたらした作品だった。

    月に1度白血病の検査を受ける主人公。仕事にもなじめず不安定な姉。教師と教え子の恋愛、不倫。自分の世界で生きる友人。拙い漫画の持ち込み。

    ひとつひとつのエピソードにある登場人物の心の機微や、高校生独特の若さの描写が緻密でいいなと思ったが、なにより優れているのはこういった人々の危うい感じを単純なハッピーエンドに落とし込まなかったことだと思う。

    一生懸命で、不器用で、ひた向きで、ささいなことで心をいつも忙しく動かしていた登場人物たち。そして、そうしたキラキラとした青春は決してなにかドラマチックな結末を持つことなく、彼らは静かに現実へ帰っていく。

    第1話で「素直さ」でもって自分の心を開いて接した主人公は、最終話で友人に自分を「隠す」ことを覚える。

    真っ直ぐで繊細で美しい、夢のような花盛りの日々はそろそろおしまい。他人を気遣うことを覚え、自分や現実と向き合うことを覚え、そうして高校生の彼らは一歩一歩大人になる。
    最後のページはそんなことを表しているようであった。

  • ほかの作品に比べるとびっくりするくらいライト。

    と、思いきや、実はさらッと登場している吉田秋生の如く、
    清く流れるかのような物語の中に人間の川底の泥が描かれている。

    かといって重いわけではなくて。

    人生と同じように、誰一人として脇役がいない作品。

  • みんなで楽しくクリスマス会。
    わくわくながら自分の担当に不安を感じるあたりがすごくよく判ります。
    真島くんがそんな展開になろうとは・・・。こちらも続きが楽しみです。

  • よしながふみという人は
    本当に人の心のひだを良くとらえた作家だと思う。

    なんてことはない高校生の日常を描く漫画なのだが、
    主人公の少年は白血病が治ったものの再発の危険性を抱えている。

    といっていつもニコニコ笑って友達と冗談を言い合って・・・。

    その何気ない日常が少年にとってはかけがえのないものだのだ。
    死は彼の背中にあまりにすぐそばにあるから。
    再発すれば彼は確実に死ぬ。

    「俺は普通でいい。
     普通の高校生で
     普通に恋愛をして
     普通に失恋をして
     普通に恥をかいて
     普通に普通の人間にはなりたくないと思いたい。
     俺はお前みたいに普通になりたい。」

    は普通ではない運命を背負わされてしまった人間の
    心からの叫びだと思う。

  • せーつーなーいー。 クリスマス~クラス替え。

    いい終わり方なんだけど!なんだけど!だからこそなんか切ない。

    真島もまた In the flower of life というのがまた上手い!
    怒涛の最終話は本当に、なんかもう・・・


    主人公を中心に創作活動をするので、物語中で語られる創作、おたく、BL等々に関する価値観が筆者の価値観なのかなぁ…と思うと、その点もおもしろく読めたりする。

  • 2009/07/15読了。

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