- Amazon.co.jp ・マンガ (275ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592887140
感想・レビュー・書評
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実家にある。
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1970年代の作品が中心なので、絵の古さに違和感もあるものの、今では見られない構図やコマ割りはむしろ新鮮で独特の美しさがあります。
レンガの壁の校舎に大きな窓、ツタがからまる玄関とか、こういう世界ってどこへ行ってしまったのだろう。
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ぱん!涙
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愛がある。
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「銀の実を食べた」「まだ宵のくち」がいいなぁ。
読んでいるこっちまで眼がきらきらしてしまうわぁ。 -
読了:2015/4/28
「まんがキッチンおかわり」より。
うーむ、やはり大島弓子さんの漫画にはハマれない…登場人物の思考回路がショートしてんだもん。マーヤもオークションだの学校内でやるのが意味不明。みどりに見せつけたかったのか?
秋生ちゃんが「親から受けた無償の愛を語ってくれる」(まんがキッチンおかわり)場面も特に感銘を受けなかった。絵のタッチが荒く見え、コマも小さいから画面全体がゴチャゴチャしてるからかなぁ…。
みどりが混乱して泣きわめいたときに「みどりちゃん…わけがわかりません…」とつぶやくお母さんがいい味出してた。
どうでもいいけど、あらすじ読んだ時のマーヤの印象は黒髪だったので、あの外見は少し驚いた。 -
1974~1976年発表の、古式ゆかしい学園マンガ。
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子どものころ、恋とはこういうきもちだろうって想像してたことが、そのまんま描いてある。
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ちびねこ絵本で知った大島弓子さん。あれはほわほわとした絵本風のイラストだったけれど、こちらは萩尾望都さんみたいなザ・少女漫画風。昭和49年から51年までの6つの短編が収録されています。面白さに関しては可もなく不可もなく…だと思いました。
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大島弓子というと、代表作の『綿の国星』や飼い猫・サバを主人公にした作品が人気ですが、乙女心をくすぐるという点では、やはり少女を主人公にした短編の数々の方がおすすめです。
「ほうせんか・ぱん」の主人公、みどりの親友マーヤは、大人びた性格で人気者なのに、ある時から突然、身の回りの物を売り始めたり変なところでアルバイトを始めたり…、みどりや大人たちを心配させます。マーヤだけでなく、大島作品に出てくる風変わりな少女たちの突飛な行動や妄想は、周囲の人々を困惑させますが、それには少女なりのきちんとした考えがあってのこと。人からどう思われるかを気にするより自分の考えを貫く少女の切なさは時代も年齢も超えて、読者の胸を打つのです。
舌の上でさっと溶けるはかなさと、いつまでも記憶に残る確かな甘さ。大島作品を読むたびに、乙女が大好きなそんなお菓子を一つずつ大切に食べているような気持ちになります。