小人たちが騒ぐので (白泉社文庫 か 1-12)

著者 :
  • 白泉社 (2002年12月18日発売)
3.36
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本棚登録 : 352
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592887218

感想・レビュー・書評

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  • 『ロレンツォのカエル』が読みたくて引っ張り出してきた。

    改めて読むと、日常のクスッと笑える小ネタから始まって
    リトルグレイになりきって締切から逃避したり、
    RPG的な6月王国の物語を使って内輪ネタを披露したり、と
    かなり迷走している時期に描かれたものなんだなぁと思う。
    それ故あちらこちらに話が飛ぶので、正直ちょっと読みづらい。

    とはいえ、ここで語られている薀蓄は
    ジョン・ケージの4分33秒、ショーペンハウエル、リトルグレイ…等々
    この本で初めて知って、今でも心に残っているものが多い。
    その意味ではやはり川原ワールド健在といったところか。
    「『フォレスト・ガンプ』って映画の主人公の名前何だっけ?」とか
    すっとぼけた遣り取りもカワハラ教授ならでは。

    最近の著作はだいぶご無沙汰。
    『レナード現象には理由がある』のあとは読んでないな。
    最近のも読みたいな、と改めて思った。
    …そういえば、この話を連載していた『PUTAO』、気づいたら無くなってたな…。

  • マンガ業界の内輪ネタ満載ではあるが、脱力系ギャクとしてゆるゆると楽しめる。ヒガッシュの素顔を見た時のふたりの表情がなんともいえんww

  •  身内ネタは若干つらいです。

  • エッセイ漫画。そして時々ロープレ的な不思議な漫画も挟まり、おもしろいテンポ。

  • カーラ教授が好きで興味があるなら楽しいです。

    漫画版徒然草のようで一般的な娯楽とは土俵が違うと思います。

  • 伝説の六月王国の勇者と賢者の最強装備ワロタwww
    剣と杖の使い方もw

    あと、巻末の読み切り(?)「ロレンツォのカエル」がなんだか亀になっちゃった女子高生を彷彿とさせるなぁ(笑)

  • 再読。
    双子の巨人がツボ。

  • おもしろい
    とりあえずカバーが笑える

  • 知的なコメディを得意とする川原泉さんによるエッセイマンガ。

    同じパターンを使いまわしてみたり、唐突にRPG風ファンタジーの世界に逃避してみたりと、いかに苦労してマンガを描いているかがよく分かります(笑)
    ネタに困りすぎて、ちょっと手抜きが目立つのが残念。

  • 絵はめちゃくちゃうまくなってるんだけど、もっとおもしろいのが描けるはずだ!
    三原先生との思い出とかは描いてもらえないものかなあ。
    まだそこまで整理がついてはいないかしら。

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