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- Amazon.co.jp ・本 (177ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592888604
感想・レビュー・書評
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こういうデーモンとか壮大なモチーフを使うことで、逆に、この小さな地球で起こる、人を愛したり憎んだりすることの奇跡を描いたんだね。
だから、デーモンとしての話は満足じゃないんだけど、そのテーマは良いんじゃないかなぁと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
樹なつみの作品は奥が深いから好きだ。
ファンタジーものに付き物な、あからさまな読者に対する説明台詞が殆どなくて、物語が進行していくなかで違和感なく説明されている。
上手い。
文庫版で計6冊、それなりの長さなのに、最初の怒濤の展開スピードを保ったまま、失速することなく最後まで駆け抜けてしまった。
一気読みすると、物語のテンポの良さがよくわかる。
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