いばらひめ―グリム童話より

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著者 : グリム
制作 : エロール・ル・カイン  やがわ すみこ 
  • ほるぷ出版 (1975年9月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593500550

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いばらひめ―グリム童話よりの感想・レビュー・書評

  • 以前【ねむりひめ】のレビューを載せたが、こちらは挿絵が変わり、エロール・ル・カインのもの。
    より精密に、より中世の雰囲気を色濃く描き、より幻想的に描かれている。
    描き込み過ぎとも言えるほどで、大勢での読み聞かせには不向き。
    ひとりじっくり、あるいは親子でじっくり、細部に至るまでこの絵を楽しむと良いかもしれない。

    【ねむりひめ】のホフマンの挿絵との、あまりの違いに驚く。
    これはもう、個人の好みの問題かと思うが、Amazonでは☆5つがずらりと並ぶ
    へぇぇぇ、そうなの、ふぅぅぅん、と頷くしかない。
    私の眼で見ると、凝りすぎた絵がテキストを凌駕してしまっているのだ。
    デコラティブな絵が好きなら気にならないかもしれないが、ここまで描くならテキストいらないでしょ、と言いたくもなる。
    ラストから二枚目の、王子が大広間を開けたところなど、ヴィスコンティの【地獄に堕ちた勇者ども】を連想させる。
    お城全体が眠りに落ちた後の描写は、ほとんど【指輪物語】の風景。
    色合いといい、「悪なるもの」の描き方といい、子どもによっては恐怖を感じるようにも思える。
    いや、それとも、美しいということは、怖さにも通じるだろうか。
    ル・カインの絵に病み付きになる人の気持ちも分かる気がする。魅入られる、と言おうか。
    ちなみに、こちらの「つむ」はやけに巨大。

    そして読み聞かせにはやはり、ホフマンの方にしようと思うのでありました。

  • 『眠れる森の美女』として名高いグリム童話。ただし、こちらの『いばら姫』が原話。子どものいない夫婦に蟹が姫の誕生を予言しているので、これは初版(第2版以降は蛙に変更された)。また、お話の基本的なモチーフとしては、ゲルマン北欧神話(ワーグナーでは『ワルキューレ』)で語られる、火の結界の中で眠るブリュンヒルデとの相通性は明らか。さて、ル・カインの絵だが、細密・繊細にして幻想性もきわめて豊かだ。中世ムードにも溢れ、構図も凝っている。仙女がドラゴンに乗って飛んでくるところなどは、まさしくル・カイン絵本の真骨頂。

  • よく知られた童話だけれど、とにかくル・カインの細密な絵が素晴らしい。

  • グリム兄弟の原作にはいろいろ思うところはあるけれど(呼ばれない原因が皿不足だったら私でもキレるわ、とか、王子の棚ボタ感パネェ、とか)、そんな事はどうでもいいんです。
    大事なのは「ル・カインが描いている」ということ。これに尽きます。

    手元に置いて何度も眺めたい絵本。
    見る度に発見があるに違いありません。

  • 大人が楽しめる絵本。

  • ★★★★★
    美しい絵と文で読むいばらひめ
    絵巻物みたい
    (まっきー)

  •  姫の誕生の宴に金の皿が足りなくて13人目の仙女を招待出来なかったなんて!王様はケチケチせずに金の皿を造らせたらいいのに!仲間外れの恨みはコワイ、特に神や仙女の恨みは。トロイア戦争だってもとは不和の神を結婚式に呼ばなかったからだしね。それにしても、100年後に王子がいばら姫を見つけるシーンは寝具の上にステンドグラスから柔らかな光が降り注いで、姫がスヤスヤ眠っている、それは美しい挿絵でした。

  • 13番目の
    皆眠る
    100年の眠り

  • エロール・ルカインの絵

    とにかく 絵が 幻想的で きれい
    文の周りも 細密画のような細かいタッチで縁どられていて

    うっとりします

    ところで
    絶世の美女のお姫様、豪華なお城にたどり着けるのは、若い王子様
    でも その王子様は 特に勇気があったわけでもなく
    人より秀でていたわけでもなく

    成功の秘訣は
    「このときちょうど百年の月日がすぎさり、
    いばらひめのふたたび目をさます日がきていた」
    というもの

    眠れる森の美女では、もっとロマンチックだったけれど
    このいばらひめの方が好き
    タイミングが全て、って、かなりいい感じ

  • 呪いによって長い眠りにおちたいばらひめ。グリムの有名な童話を忠実に絵本化。訳は原典からおこない、衣装や背景も細密に描写し、物語の世界へいざないます。

    イラスト:エロール・ル・カイン

  • ル・カインの絵って本当に素敵☆

  • いばら姫はいばらや古めかしい雰囲気の絵が素敵で好きだった。比喩とか暗喩とかなんに原型など何も知らずに。

  • 2011年5月14日

    <THORN ROSE>

  • 絵が美しくて大好きだった。

    お姫様がつむぎに指を刺して、眠りについてしまうところが特に印象に残ってます。

  • とにかく絵が綺麗。
    細かいところまで描かれていて、思わずプレゼントしたくなるような素敵な絵本です。

  • ルカインさんが手掛ける中で一番好きです。
    柔らかな色ずかいで1ページ1ページ凄い空気を持ってる気がしてお気に入りの作品。

  • 絵の美しさに大人も子どももうっとり。
    文章が長いのが、読み聞かせにはうんざりするが・・でも文章もオーソドックスで美しい日本語なのでOK

  • S太朗4歳10ヶ月で出会った本。幼稚園で一度読んで来て、家でも読みました。

  • 大好きな絵です。いつかこんなきれいな絵の絵本を創りたいと思っています。

  • 繊細で美しくゴージャス。
    内面に満ち満ちる豊かな才能が溢れてきたかのよう。
    うっとりためいき…な絵本です。

  • 信じられないほど細かい絵。
    子供に読ませるのはもったいないと思います。

  • エロールの繊細で美しい絵がレビューで見れないなんて残念!すごくキレイでとっておきなのです。

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