にぐるまひいて

  • 231人登録
  • 4.05評価
    • (41)
    • (20)
    • (30)
    • (3)
    • (0)
  • 41レビュー
制作 : バーバラ・クーニー  もき かずこ 
  • ほるぷ出版 (1980年10月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593501397

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
トミー=アンゲラ...
酒井 駒子
モーリス・センダ...
シェル・シルヴァ...
マーガレット・ワ...
ばーじにあ・りー...
なかがわ りえこ
有効な右矢印 無効な右矢印

にぐるまひいての感想・レビュー・書評

  • 初心者向けよみきかせ講座で知った。
    紙芝居もあり気になっていたので、図書館で借りた。

    ニューイングランド人家族の、一年間のおはなし。
    10月に、父さんは一年間かけて家族で生産したものたちを乗せた荷車をひいて、それらを売りに行く。

    読み終わって、豊かだな、と感じた。
    身の丈にあう、足を知る、循環する自然と共に生きていく。
    当たり前のはずなのに、もう忘れてしまった暮らしが描かれている。
    子どもから大人まで味わえる絵本だと思う。
    父さんがポーツマスから家に戻るときの夕暮れのページが美しいし、冷たい空気と暖炉の温もりを感じられる。
    「人びとの生活と自然のために」(冒頭より)

  • 淡々とした生活を淡々と語るだけの話ですが、収穫物を与えてくれる自然と、家族の協力や思いやり、労働の大切さなどがいっぱい詰まっている本。

    小学校4年生の読み聞かせに使いました。
    子どもたちは、お父さんが市場に積んで行った品々だけでなく、荷車そのものや牛まで売ってしまったことには驚いていました。
    全部売って、またゼロからやり直し。でも少し道具はバージョンアップしていて、家族の楽しみも増えているっていうのがいいです。

    バーバラ・クーニーの絵が、この静かな物語を引き立てています。

  • 10月、家族で1年かけて作ったり育てたりしたものを遠い町の市場へ売りにでかける父親。
    父親の帰りを首を長くして待つ家族達。
    ポケットをお金でいっぱいにして、家族の必需品を買って戻ってきたらまた新たな1年が始まります。
    地に足のついた穏やかな暮らしっていいなと思います。
    古き良き時代のアメリカのゆったりした暮らしを眺めていると自分の周りの時間もゆっくり流れていくような気がしてしまいます。
    優しい色合いの絵も素敵です。
    眺めるだけで癒される絵本。
    1980年コールデコット賞受賞作品。

  • この季節になると読みたくなる絵本です。

    一年で家族がそれぞれに、作ったものをにぐるまをひいて、市まで売りに行く父さん。

    季節の移り変わりと暮らす4人の家族の、慎ましやかながら、でもうらやましいぐらいに穏やかな暮らしが描かれています。

    父さんが牛を売るときに牛の鼻にキスをするところがたまらなく好きです。

    静かな絵本の展開の中に、深い愛情を感じます。

    慌ただしい日常の中に、なぜこんなにも時間に追われるのかと思う今、読み直して、心の潤いを取り戻したいです。

  • 働くこと、暮らすこと、生きることの原風景

    「10月 とうさんは にぐるまに うしをつないだ。
     それから うちじゅう みんなで このいちねんかんみんながつくり そだてたものを
     なにもかも つみこんだ。」
     

    にぐるまをいっぱいにするために働くのだ。それがすべて。

  • さいきん ギスギスしてるな、とか思ったとき読みたくなります。生活することの意味を教えてくれます。シンプルに。

  • 古きよき時代の人々の生活を丹念に描いた作品。地味な作りなのになぜか子どもの心を捉えて放さない。こういういい絵本がずっと長く読み継がれて行って欲しい。

  • UniLeaf では、この絵本に透明点字シートを挟み込んで製本した、ユニバーサル絵本を貸し出ししています。
    状況が「読みたい」になっている本はお貸しできます。
    「いま読んでいる」になっている本は貸出中ですが、ご予約いただけます。
    コメント欄に「貸出希望」と書いてください。
    (送り先の住所などはここに書かないでください。)

  • バーバラ・クーニーの絵が好きなので。

    家族全員が一年をかけて作ったもの(羊の毛、それをつかって織ったショール、それを使って編んだ手袋、ろうそく、箒、じゃがいも、りんご、ハチミツと蜂の巣、かぶ、キャベツ、メープルシロップ、がちょうの羽など)を、牛が挽く荷車に積んで、10日がかりで街に売りに行くお父さん。

    積んでいったもののほか、荷車も、牛も売って10さんは必要なものを買って、家に帰る。
    そしてまた、次の1年のために、家族はそれぞれの仕事をこなす。

    これをつまらん一生だと思うか、貧しくても豊かな人生だと思うかは個人の価値観だけど、私が好きなのは、最後にお父さんが買ったもの。
    はっかキャンディを2ポンド。

    夕飯を食べた後、暖炉の前でそれぞれの手作業をする家族。
    はっかキャンディを口に入れて、うふうふと嬉しい気持ちがわきあがったり、もしかしたら手はせっせと動かしながら家族の会話がはずんでいたりするんじゃないかな。
    穏やかで幸福なひと時。

    お金はないよりあった方がいいけど、お金では買えない幸せって絶対ある。
    はっかキャンディ2ポンドと書いてあるのを見ただけで、お父さんの家族への愛が感じられるところが、とても好き。

  • わたし、分かるわ!
    アメリカの親子の生活のお話ね!
    大きな森の小さな家で読んだもの!
    …と内なる幼心の私が手を挙げる
    私はこういう生きるために働く、けれどきたなぼったさはない、むしろ爽やかであたたかな仕事風景のお話がすきだ

  • 日々の営みは生きていくため、家族を養うため。
    言葉で諭さなくても、両親の働く姿を見て、協力することを当然のこととして、淡々と受け入れる子供たち。
    本当は厳しいはずの慎ましい家族の姿に心温まるのは、空に描かれた鳥の群れや、自然の美しさのせいかもしれない。
    2ポンドのハッカキャンディを楽しむ家族の姿を、美しく羨ましいと思った瞬間、そういう生活に耐えれるはずもないのにと、自分自身の人生観の甘さをつくづく感じた。
    生きていくことの本質を教えてくれた気がした。

  • 2015/10/13 3-1
    2016/3/8 5ー1

  • アメリカの農家の1年を丁寧に描写した1冊です。見ているだけでほのぼのした気持ちになれる本です。

  • 家族が1年かけて作った野菜、ほうき、ろうそくやかえで砂糖などを持って父さんは市場へ出かけます。そして必要品を買い、また1年が始まる…。クーニーの絵本の中で一番好きです。

  • 3年生から6年生におすすめ★

    1800年代初めのニューイングランド地方の家族の一年。
    美しい絵と、静かだけれど強い家族の暮らし方が心に沁みます。
    子どもが自分からはなかなか手に取りませんが、読んであげるとどの子も絵に見入って、強く印象に残るようです。

    5年生に読みました。

  • 家族でこんなゆっくりした生活したい…

  • 娘4歳7か月、息子1歳11か月時、図書館にて借り

    こういう淡々としたお話、定期的に選ぶ子どもたち。
    イラストもキレイだしね。

  • 伊藤忠記念財団 子どもの本100冊<小学校中学年向けセット>

  • 今はもうないだろうアメリカの伝統的な農家の1年。

    お父さんがこの1年家族で作った織物や作物を荷荷馬車に乗せて町まで売りにいって、お金やものに変えてくる。
    帰ってきたら、まあ来年に向けて織物をしたら作物を育てたり…。

    最後のページまで読んで最初に戻れば延々と繋がる暮らし振り。

    すごいなあ、と感心する。

  • 大草原のちいさな家のような世界。こういう暮らしをしたいなーと思う。子供にウケがよかったわけではないけど、大人にとって読みごこちの良い絵だった。

  • 実際は、紙芝居版のを読みました。
    2011/11/15 6-1

  • ニューイングランドのある一家の物語。10月、とうさんは一年間の仕事の成果と実りのすべてを、牛につないだにぐるまにつめこんで遠くポーツマスの市場まで運んでいく。品物をひとつひとつ売り、にぐるまを売って、牛までも売り、代わりにたくさんのお金とお土産をポケットにつめこんで家族の待つ家へ帰っていく……。
    19世紀初めのアメリカのある一家の生活がよくわかる絵本。淡々とした日々の生業が静かな絵で語られる。読むと落ち着いた気持ちになれる一冊。

全41件中 1 - 25件を表示

にぐるまひいてに関連するまとめ

にぐるまひいてを本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

にぐるまひいてを本棚に「積読」で登録しているひと

にぐるまひいての大型本

ツイートする