にぐるまひいて

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制作 : バーバラ・クーニー  もき かずこ 
  • ほるぷ出版 (1980年10月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593501397

にぐるまひいての感想・レビュー・書評

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  • 初心者向けよみきかせ講座で知った。
    紙芝居もあり気になっていたので、図書館で借りた。

    ニューイングランド人家族の、一年間のおはなし。
    10月に、父さんは一年間かけて家族で生産したものたちを乗せた荷車をひいて、それらを売りに行く。

    読み終わって、豊かだな、と感じた。
    身の丈にあう、足を知る、循環する自然と共に生きていく。
    当たり前のはずなのに、もう忘れてしまった暮らしが描かれている。
    子どもから大人まで味わえる絵本だと思う。
    父さんがポーツマスから家に戻るときの夕暮れのページが美しいし、冷たい空気と暖炉の温もりを感じられる。
    「人びとの生活と自然のために」(冒頭より)

  • 淡々とした生活を淡々と語るだけの話ですが、収穫物を与えてくれる自然と、家族の協力や思いやり、労働の大切さなどがいっぱい詰まっている本。

    小学校4年生の読み聞かせに使いました。
    子どもたちは、お父さんが市場に積んで行った品々だけでなく、荷車そのものや牛まで売ってしまったことには驚いていました。
    全部売って、またゼロからやり直し。でも少し道具はバージョンアップしていて、家族の楽しみも増えているっていうのがいいです。

    バーバラ・クーニーの絵が、この静かな物語を引き立てています。

  • 10月、家族で1年かけて作ったり育てたりしたものを遠い町の市場へ売りにでかける父親。
    父親の帰りを首を長くして待つ家族達。
    ポケットをお金でいっぱいにして、家族の必需品を買って戻ってきたらまた新たな1年が始まります。
    地に足のついた穏やかな暮らしっていいなと思います。
    古き良き時代のアメリカのゆったりした暮らしを眺めていると自分の周りの時間もゆっくり流れていくような気がしてしまいます。
    優しい色合いの絵も素敵です。
    眺めるだけで癒される絵本。
    1980年コールデコット賞受賞作品。

  • この季節になると読みたくなる絵本です。

    一年で家族がそれぞれに、作ったものをにぐるまをひいて、市まで売りに行く父さん。

    季節の移り変わりと暮らす4人の家族の、慎ましやかながら、でもうらやましいぐらいに穏やかな暮らしが描かれています。

    父さんが牛を売るときに牛の鼻にキスをするところがたまらなく好きです。

    静かな絵本の展開の中に、深い愛情を感じます。

    慌ただしい日常の中に、なぜこんなにも時間に追われるのかと思う今、読み直して、心の潤いを取り戻したいです。

  • 働くこと、暮らすこと、生きることの原風景

    「10月 とうさんは にぐるまに うしをつないだ。
     それから うちじゅう みんなで このいちねんかんみんながつくり そだてたものを
     なにもかも つみこんだ。」
     

    にぐるまをいっぱいにするために働くのだ。それがすべて。

  • さいきん ギスギスしてるな、とか思ったとき読みたくなります。生活することの意味を教えてくれます。シンプルに。

  • 古きよき時代の人々の生活を丹念に描いた作品。地味な作りなのになぜか子どもの心を捉えて放さない。こういういい絵本がずっと長く読み継がれて行って欲しい。

  • UniLeaf では、この絵本に透明点字シートを挟み込んで製本した、ユニバーサル絵本を貸し出ししています。
    状況が「読みたい」になっている本はお貸しできます。
    「いま読んでいる」になっている本は貸出中ですが、ご予約いただけます。
    コメント欄に「貸出希望」と書いてください。
    (送り先の住所などはここに書かないでください。)

  • バーバラ・クーニーの絵が好きなので。

    家族全員が一年をかけて作ったもの(羊の毛、それをつかって織ったショール、それを使って編んだ手袋、ろうそく、箒、じゃがいも、りんご、ハチミツと蜂の巣、かぶ、キャベツ、メープルシロップ、がちょうの羽など)を、牛が挽く荷車に積んで、10日がかりで街に売りに行くお父さん。

    積んでいったもののほか、荷車も、牛も売って10さんは必要なものを買って、家に帰る。
    そしてまた、次の1年のために、家族はそれぞれの仕事をこなす。

    これをつまらん一生だと思うか、貧しくても豊かな人生だと思うかは個人の価値観だけど、私が好きなのは、最後にお父さんが買ったもの。
    はっかキャンディを2ポンド。

    夕飯を食べた後、暖炉の前でそれぞれの手作業をする家族。
    はっかキャンディを口に入れて、うふうふと嬉しい気持ちがわきあがったり、もしかしたら手はせっせと動かしながら家族の会話がはずんでいたりするんじゃないかな。
    穏やかで幸福なひと時。

    お金はないよりあった方がいいけど、お金では買えない幸せって絶対ある。
    はっかキャンディ2ポンドと書いてあるのを見ただけで、お父さんの家族への愛が感じられるところが、とても好き。

  • わたし、分かるわ!
    アメリカの親子の生活のお話ね!
    大きな森の小さな家で読んだもの!
    …と内なる幼心の私が手を挙げる
    私はこういう生きるために働く、けれどきたなぼったさはない、むしろ爽やかであたたかな仕事風景のお話がすきだ

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