魔術師ガザージ氏の庭で

  • ほるぷ出版
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593501434

感想・レビュー・書評

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  • ひとつ前に登録した本と表紙も内容も同じ。
    こちらは81年版で、辺見まさなおさんの翻訳。
    ひとつ前の作品は村上春樹が自分なりに味付けを変えて翻訳した2005年版。
    翻訳し直して世に送り込むには、オールズバーグがよほど好きだったか、それとも通俗小説の書き手さんとしては、この神秘性に憧れでもあったのかな。
    立て札の部分が、あちらは強調されて見返しに載せてあったのと、ラストの表現が違うというだけだ。そして、こちらの方が断然良い。
    「アランのぼうしを どうしようっていうの?」という最後のセリフがとても効いている。
    何だかにんまり笑ってしまった。
    考えてみれば、真実を知っているのはこの犬と魔術師だけだものねぇ。
    もしやまた騙されたかと思って、ついページをめくり直してしまったわ・笑 名作。

  •  散歩の最中で逃げ出した犬を追って、魔術師ガザージ氏の庭に入り込んだアラン。犬立入禁止の庭で見失った犬はどこへ?


     図書館本。
     オールズバーグらしい緻密な鉛筆画が魅力。葉っぱや芝の細かさに見入ってしまう。

     かみついたりクッションを台無しにしたりと、しょっぱなから狂暴な犬だな(笑)。
     それに比べてアランは人格者。立札の文言を守って引き返そうとしたり、犬が庭に入ったことをガザージ氏にきちんと詫びたり。全体にアランが気の毒になっちゃうお話。帽子だけでも返してあげてくれ!

  • クリス・ヴァン・オールズバーグ (著), Chris Van Allsburg (原著), 辺見 まさなお (翻訳)

  • 崖の上に横たわる難破した一艘のヨットと少年のお話です。少年の夢と冒険の物語にワクワクする子供もいるのではないでしょうか。(わかな)

  • 2009.3.4

  • 現実と空想をいったりきたりする独特の感じ。表紙イメージが出なくて残念ですが、絵が魅力的。

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