おじいちゃん (海外秀作絵本)

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制作 : 谷川 俊太郎 
  • ほるぷ出版 (1985年8月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593501953

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おじいちゃん (海外秀作絵本)の感想・レビュー・書評

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  • ジョン・バーニンガムさんの本は4冊目。
    たかだか4冊ほどでこんなことを言うと、正統派のファン(?)の方に叱られそうだが、本当にどの作品も温かくて子供の気持ちを裏切らないし、挿絵の彩色も素晴らしい。
    この一冊は酒井駒子さんの本棚にもあり(Pooka+を参照)【ボローニャに行ったとき偶然「おじいちゃん」の原画展をやっていて、それがとても素晴らしかったんです。こんなにいい絵があったのかと、はっとしました。
    それまでも知っていたけど深く絵本を見たことはなくて、あらためて絵本を読んでみたらすごく良かった】と述べている。
    おじいちゃんとやんちゃな孫娘の心の交流を描いた名作。
    バーニンガムと言えばコレ、と言う方も多いことだろう。

    【よくきたね げんきかい?】と、椅子の上で孫娘に両手を広げるおじいちゃんの絵で、話は始まる。この顔がとっても優しくて素敵だ。
    面白いのは、それぞれの会話にカギカッコがなく、ただ一行空けてあるだけ。
    なので、ここは少しの間をとって、読むと良いかもしれない。
    会話も会話としては成立してなくて、このあたりもバーニンガムさんが子供というものを熟知しているから描けたものだろう。
    ぬいぐるみで遊んだり海にお出かけしたり、歌をうたったり釣りに行ったり、時には喧嘩もしたりしている、らしい。
    終盤、顔色の良かったおじいちゃんが、白い顔で目もうつろになる。
    そして【おじいちゃんは きょうはそとであそべない】と言うのだ。
    いつもパイプが乗っていたサイドテーブルには、水枕や体温計、飲み薬が並ぶ。
    そしてラストは、座るひとのいなくなった椅子を、女の子が膝をかかえて見つめているのだ。
    よけいな説明がない分、いっそう切ない。

    思い出がありありとよみがえる頃に、この子も「死」というものを理解するだろう。
    4歳からとあるが、果たしてどうだろうか。もう少し年長向けのようにも思えるが。
    というのは、【ノアの箱舟」について語るページがあり、残念ながら日本の子供たちにはほとんどなじみがない。
    「世界の終わりを神様がノアに告げて、一種類ずつの動物を番で舟に乗せて・・」なんて説明していたら、面白みもないだろう。
    ということで、☆四つ。
    でもちょっと、小さな子の前で読んでみたいよね。
    大人にだけなんて、とってももったいない。約4分。
     

  • ページをめくって読んでいく、おじいちゃんが亡くなったんだな…空っぽの椅子がそう言っている。そして最後のページをひらく。しばらく身体中がしびれて動けなかった、ああ、そうか、そうだ。こうやって人は生きていくんだ。身体の中をサーっと風が吹き抜けた気がした。良い絵本。

  • UniLeaf では、この絵本に透明点字シートを挟み製本した、ユニバーサルデザイン絵本の貸出をしています。
    ・ 状況が「読みたい」になっている本は、貸し出しできます。
    ・「いま読んでる」になっている本は、貸し出し中です。
    貸出方法については、ユニリーフのHP  http://unileaf.org/  をご覧下さい。

  • おじいちゃんは、孫をかわいがって先に行っちゃうの…

  • 大切な時間
    二人の時間

  • 対話でなく多声。噛み合わない対話のせつなさ。さらに噛み合わない相手を失うせつなさ。

  • リアルなかわいさ。

  • 『いつもちこくのおとこのこーージョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー』がなんとなく好きだ
    バーニンガムのこの絵本が目にとまったので、図書館で借りた

    いろいろな、おじいちゃんの思い出

    ファンキーなおじいちゃんの絵本かと思ったけれど、違った
    人って、人の記憶って、こうなんだよな、と思う
    何か特別なことばかりを覚えているわけではないのだ
    日常のささいな表情や会話が、心の深いところに染み込んでいたりする
    やっぱり、さびしくなってしまった

  • 2014.2月 市立図書館

  • 集団に読み聞かせするより、向き合って一緒に読むのに向いていると思います。

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