ルピナスさん―小さなおばあさんのお話

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制作 : 掛川 恭子 
  • ほるぷ出版 (1987年10月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593502097

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ルピナスさん―小さなおばあさんのお話の感想・レビュー・書評

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  • ルピナスはマメ科の植物でピンク、藤色、濃い紫などの多様な色を
    有し、藤の花を逆さまにしたイメージで、和名は昇藤とも呼ばれる。

    バーバラ=クーニーの描く絵の色彩は、ルピナスの花の色のように多彩
    に描かれています。幼い頃アリスと呼ばれていた時期のローズピンクの
    基調大人になり青い空と海が目立ち、年老いて幼い孫の世代のアリス
    と話場面で再びローズピンクの色彩に戻っていく。

    物語はルピナスさん(アリス)が幼いころ、おじいさんとの約束を実行し
    て、遠くの国に出かけ、年老いて海辺の町に住むことができました。
    そして最後に残った約束「世の中をもっと美しくする」を実現していきます。

    年老いてモスグリーンのガウンをまとい、ポケットにはルピナスの種で
    いっぱい。町中を散歩していきます。次の年の春、村中には色とりどり
    のルピナスの花が咲き誇り、町中を鮮やかな色彩で埋め尽くしていき
    ます。

    家で育てた朝顔から沢山の種が取れました。翌年、公園のフェンスの周
    りに捲こうかと思いましたが、迷惑だからやめなさいと家の者に止められ
    ました。朝顔ではダメですね。

  • アリスは小さいころに、おじいさんと「世の中をもっと美しくする」という約束をしました。大人になったアリスは、おじいさんとの約束を果たそうとしますが・・・。世の中をもっと美しくするなんて、いったい何をすればいいのでしょうか。(約7分)

  • 「世の中を、もっとうつくしくする」ために、私ができることって、なにがあるだろうか。
    そんな大きな課題を果たすための方法なんて、今の私には思いつきません。

    けれどもの、
    「なにをすればいいか、いまはまだわかりませんが、きっといつか、分かる日がくるでしょう。」
    というバーバラさんの言葉のように
    たくさんの旅をして、たくさんの美しいものを見て行く中で、私なりにできることが一つ見つかればいいなぁと思いました。

  • 数ヶ月前に、図書館の展示(テーマは忘れてしまった)で目にして、引力を感じていた。
    今回、思い出してやっと借りた。

    「大きくなったら、わたしもとおいくににいく。そして、おばあさんになったら、海のそばの町にすむことにする」
    「それはけっこうだがね、アリス、もうひとつ、しなくてはならないことがあるぞ」
    「なんなの?」
    「世の中を、もっとうつくしくするために、なにかしてもらいたいのだよ」
    「いいわ」

    とても丁寧な絵が気に入った。
    隅々までみてよみすすめたので、文章がページ毎に切れてしまった。
    世界は広いし、やる気になれば、どこにでも行けて、何でもできるのではないか、と久々に思える。
    自分のことだけしか考えていない自分が、少し恥ずかしくなった。
    世の中を私なりに美しくするためのヒントは、今のところは仕事だということを意識した。
    最近ひねくれていたけれど、初心と感謝の心を忘れずに、また明日、がんばろう。
    恥ずかしながらルピナスを知らなかったので、これから検索してみる。
    生態系のバランスは、などと考えてしまったことは、なかったことにしよう。

  • 女の子の大おばさんはアリスという名前だけれど、今はルピナスさんと呼ばれている。
    ルピナスさんが小さかったとき、ルピナスさんのおじいさんは世界をあちこち見てきた人だったので、ルピナスさんもおじいさんのようになりたいと思った。
    おじいさんは、それもいいけれど、世界を美しくするように、とも言う。
    ルピナスさんは成長して世界をあちこち見るようになる。
    あるときラクダから落ちて背中を痛めてからはあまり動けなくなってしまった。
    でも、庭に咲いたルピナスの花が遠くにも咲いているのを見て種が運ばれたことを知る。
    そして世界を美しくするには花をたくさん植えればいい、と気づきあちこちにルピナスの花の種を植えた。
    最初は変人扱いされたが徐々にみんなルピナスさんに理解を示し喜ぶようになった。
    女の子がもルピナスさんのようになりたいと言うと、それはいいけれど、世界を美しくするように、と。


    絵が、色遣いがきれい。
    代々受け継がれて行く意志って素敵。

    ルピナスってどんな花なのか今まで分からなかったけれど、これで分かるようになった。

  • 心をきれいにしてくれるような絵と文章…。

  • どこかでおすすめだったので読んでみました。
    今ではルピナスさんと呼ばれるおばあさんが
    小さかった頃からのお話し。

    静かなお話しですが、今時の子どもには
    共感できる部分も少ないかな…
    おばあさんがどうして世界中を旅したり
    出来たのか、その裕福さが不思議かも。

    「世の中をうつくしくするためになにか
    しなければいけない」
    というのが、メッセージだと思いますが、
    子どもには伝わりづらいかもしれません。

  • ルピナスさんがルピナスさんと呼ばれるようになったようなことを、私もいつかやっていきたいなと思った本。生きることは種を蒔くことだ。

  • 想像していたのとはちょっと違う内容だった。
    どうも説教くさくて、あまり好みでは無かった。

    現代風おとぎ話といった感じか。
    「世の中をもっと美しくする」
    それがルピナスで村を一杯にするというのは、どうなんだろう。
    淡い色合いで絵は素敵。

  • 初めて読んだクーニーが、この絵本でした。
    本当に美しい本です。

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