クリスマスのおくりもの

  • ほるぷ出版
4.11
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本棚登録 : 214
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593503063

作品紹介・あらすじ

クリスマス・イブのよる。おじいさんサンタとトナカイたちは、すっかりくたびれて、うちにかえってきました。なにしろ、せかいじゅうのこどもたちに、クリスマスのおくりものをとどけてきたのです。やっとやすむことができるとおもったら、ふくろのなかに、まだひとつ、おくりものがのこっているではありませんか!おじいさんサンタは、なんとかして、クリスマスのあさまでに、ロリー・ポリー山まで、おくりものをとどけることにしました。はたして、まにあうでしょうか…。世界中の絵本ファンを魅了するバーニンガムはじめてのクリスマス絵本。

感想・レビュー・書評

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  • よくありそうな、子供が好きな繰り返しもののお話なんだけど、なぜかこの本はとても気に入った。
    描きすぎない絵がまた味があって、何よりサンタのおじいさんの優しさが滲み出ていて良かった。

    心に残る一冊。最後の1ページが、またいい!

    • まていさん
      私も同じように思いました^^
      私も同じように思いました^^
      2023/12/09
    • avec totoさん
      まていさん、コメントありがとうございます。
      よくありそうなお話なのに、不思議と他とは一線を画す、温かい一冊でしたね。
      まていさん、コメントありがとうございます。
      よくありそうなお話なのに、不思議と他とは一線を画す、温かい一冊でしたね。
      2023/12/09
  • サンタさんへ、ありがとうお疲れさまの労う気持ちが溢れ出てくる絵本。

    今年も世界中を飛び回りへとへとのなか帰ってきたサンタ。布団へ入り休もうとしたとき、ふと目に入ったのは、配り忘れたひとつのプレゼント。
    それは遠く遠く山のてっぺんの小さなお家に住む少年に届けるはずのものでした…

    これからプレゼントをどうやってサンタは届けるのでしょうか。。


    水彩絵具といろえんぴつのタッチが、この絵本の優しい雰囲気にとても合っていて、なかなか良い味がでていました。下書きした感を残している感じもすきで眺めるだけでも楽しめました◎

    サンタのイラスト真似して、
    クリスマスカード作ってみようかな。

  • なんとか贈り物を届けようと、たくさんの人に協力してもらい様々な手段で子どものもとにむかうサンタのひたむきさがいい。

  • サンタさんの大冒険。いろんな人が助けてくれる。
    でもいっぱい事故っているけどみんな大丈夫だろうか 笑

  • 今の一年生に読んでやりたいクリスマスの絵本です。
    バーニンガムの
    「クリスマスのおくりもの」
    プレゼントを配り終えて、クタクタになって帰ってきたサンタとトナカイが見たものは、そりにたった一つ残ったプレゼントの箱。
    それも、それだけしかもらえないとわかってる貧乏な子へのプレゼントでした。
    風邪ッぴきのトナカイは休ませて、サンタは意を決して届けに出発します。
    そういうことなら、と、途中バイクを、車を飛行機を喜んで貸してくれた人たちの善意のバトンでサンタは無事にプレゼントを届けます。
    バーニンガムの絵本の中では知名度が低い一冊だと思いますが、それはこれが本当に深い、本物だからでしょう。
    本物は難しいのです。
    バーニンガム、本気出してるよ、怒ってるよ、と思った一冊です。

    でも今年の一年はこれを深く理解し、心から感動してくれると思います。
    途中あまり長かったらショートカットしてください。

    2021/01/29 更新

  • 子どもたちみんなにプレゼントを配り終え、サンタもトナカイもくたくたになって帰ってきた。さあ寝ようとサンタがベッドに入ったとき、なんと、袋の中にプレゼントがまだ一つ残っていた! 届け先は、遠い遠い山の上。おまけにトナカイは気分が悪くて出かけられない。サンタクロースは、いろんな人々に助けてもらいながら、送りものを届ける。

    どんどん乗り物をだめにし、次々に人を紹介されて、少しずつ山の上に近づいていく。ユーモアたっぷりの本だが、一生懸命プレゼントを届けようとするサンタクロースのけなげな姿が心に残る作品。息子のお気に入りの本(4歳9か月)。「サンタクロースって、がんばりやさんなんだね」と、読後ぽつりともらした。

  • サンタクロースさんはみんなにくばりものをして、ベッドにはあろうとしたらひとつだけだけプレゼントがのこっていました。それはいちばんとういい、ロリー・ポリー山のてっぺんでした、でも、トナカイたちはもうぐっすりそれに、1とうのとなかいはぐあいがわるいけれどサンタクロースさんはいろんなひとにたすけてもらいぶじ、ハービスラムヘンバーガのうちにたどりつき、ぶじハービにプレゼントをはたせたおはなしです。

  • プレゼントを配り終えたサンタさんがくたびれて帰っきてベッドへ〜と、なんとプレゼントが1つ残っていました。さあ大変。トナカイたちはもう動けません。サンタさん1人で出発しますが、それからが大冒険となるのですよ。

  • クリスマス・イブの夜。配り忘れたおくりものを届けにサンタさんは1人,男の子の住む山を目指します。
    サンタさんのやさしさが伝わり,静かな感動をくれる絵本です。
    バーニンガムの味わい深い絵もすばらしいです。

  • プレゼントを配り終えて帰ってきたおじいさんサンタ
    ベッドに入るとプレゼントが一つ残っていた
    トナカイは疲れているのでおじいさんサンタだけで届ける
    飛行機、ジープ、バイク、スキー、ロープで岩登り、崖を登る
    遠く離れた山の上に住んでいるおとこのに無事プレゼントを届ける

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著者プロフィール

ジョン・バーニンガム:絵  1936年イギリス、サリー州生まれ。ロンドンの中央美術工芸学校を卒業。はじめての絵本『ボルカ―はねなしガチョウのぼうけん』でケイト・グリーナウェイ賞を受賞、その後『ガンピーさんのふなあそび』(ともにほるぷ出版)で再度受賞をはたす。『いつもちこくのおとこのこ―ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー』(あかね書房)、『ねえ、どれがいい?』(評論社)、『ドライバーマイルズ』『ガンピーさんのサイ』(BL出版)など作品多数。2019年1月逝去。

「2021年 『パイロットマイルズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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