わたしはだいじなたからもの

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制作 : クロード・K. デュボワ  Carl Norac  Claude K. Dubois  河野 万里子 
  • ほるぷ出版 (2000年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784593504039

わたしはだいじなたからものの感想・レビュー・書評

  • ハムスターの「ロラ」は、両親に呼ばれる名前を友だちにからかわれて…

    友だちに何を言われようと、嬉しいものは嬉しい「ロラ」の素朴さがとっても可愛らしいです。”恥ずかしいからやめて!”と叫ぶかと思いきや。思わずふふっと笑い声がこぼれてしまいそうです。

    呼び方に関する話は外国ならではのシチュエーションなので、私たち日本人にはちょっと理解しづらいかもしれません。

  • 主人公・ハムスターのロラが、自分の自宅での呼び名を巡って家族の愛を再確認していくお話です。

    新学期、新しいお友達のルルに自宅での呼び名を聞かれたことがきっかけでロラは家族からの自分の呼び名について考えます。ロラの呼び名は主に3つ。「ちびちゃん」「かわいい妖精さん」「大事な宝物」。お友達は、ロラへの愛情込もった呼び名への羨ましさ半分、からかい半分にロラを笑います。笑われたことで、自宅での呼び名があるのは自分だけなのか、疑問に思ったロラは街の大人たちに幼少期に家族だけの呼び名がなかったか聞いて調査して回ります。時々ロラもおかしさを感じる呼び名もありつつも、どうやら、それぞれに愛情込もった呼び名があることを確認します。自宅に帰り、両親がロラに「ちびちゃん」「妖精さん」と呼びかけますが、違和感を覚えるロラ。唯一、嬉しかったのは「大事な宝物」という呼び名でした。呼び名に、家族の愛情をたっぷり感じ、もうお友達に笑われたことなんか、気にしなくなります。
    翌日、ロラの呼び名を笑ったルルが、本当は羨ましかった、と謝罪します。その上で、ロラと同じ呼び名をルルも自宅で使ってもらえるよう両親にお願いしたのだ、と告白します。
    笑ったことは許すとして、自分だけの大切な呼び名を真似されたことを憤慨するロラ。でも、よくよく考えるうちに、他の子も家族にとっては「大事な宝物」であることに気付き、同じ呼び名を自宅で使われることに自分なりに納得を得ます。
    「さっきはごめん」と言う代わりに、ロラなりの「楽しくなれる方法」をルルに教えてあげることで、二人は仲直りし、仲のいいお友達になります。

    子供と両親だけの世界から、お友達のいる小さな社会への一歩を踏み出し、ふんわりとあたたかな「家庭」とは、少し勝手の違う世界を感じ、成長していくロラの姿が描かれています。

    文章は、ひらがなとカタカナが使われていて、カタカナにふりがなはありません。ですが、カタカナは主に登場人物の名前と「バス」など一部のものの名称だけなので、カタカナを覚え始めの時期にも読めるかと思います。1ページに2〜4行のボリュームなので、ひらがなを十分読めるのであれば、絵本を読む練習には向いているかもしれません。

    挿絵は、淡い水彩タッチの絵です。登場人物がハムスターで、新学期(原作が海外・ベルギーなので、秋)ということもあり、全体に茶色や暖色が多い中、表情や奥行き、景色を豊かに描いています。残念ながら、主人公をルルをはじめとするお友達と見分けるのは、服装くらいしかないので、幼児にはわかりにくいかもしれません。

  • 手に取る機会があって、よんだ。

    ハムスターのロラの シリーズだい3だん。
    みんなは、おうちでは なんてよばれてる?
    ロラは、いろいろなよばれかたを しているって。

    1作はよんだことがあったけれど、はじめが唐突な印象。
    でも愛くるしいのは、やっぱり絵の力だなぁ。
    かわいい。
    日本にはあまり馴染みのない、愛称で呼ばれること。
    名前ってなんだろうな?、なんてずれて考えてしまった。

  • 親から子に対する愛情が、日常にあふれている本です。
    涙が出そうなくらい、あたたかい気持ちになれます。
    by ひでおさん

  • 可愛い絵に一目惚れ。頬袋が……
    おうちでは特別な呼び方があるってのが何かいいですね。
    「だいじなたからもの」への一番最初の贈り物です。

  • BOOKOFFで650円で購入。

  • ロラは友達のルルから家では何てよばれているか聞かれました。
    ロラの答えにみんなが笑い出したけどなんでだろう?

  • 「おうちで何て呼ばれているの?」とお友達に聞かれて、得意げに答えたものの、笑われてしまいました。「おかしくなんてない、誰だって、家では特別な呼び方をされているはず!」といろいろな人に聞きまわると、やっぱりそのとおり。お友達も、ただ羨ましかっただけなのです。「ちいさなようせいさん」「おちびちゃん」「うちのひよこちゃん」「まんまるロールパン」・・・。欧米の、我が子に対する愛情たっぷりの呼び方って素晴らしい文化だと思います。読んだ後に心がほっこり暖かくなる絵本です。

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