ちきゅうの子どもたち 新版

  • ほるぷ出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593505326

作品紹介・あらすじ

「いったい、どうなってるの?」ある日、ちきゅうがにんげんにいいました。「わたしをどうするつもり?海や川には、どくをながすし、空気はよごす。…」にんげんのじぶんかってなやりかたにがまんできなくなったちきゅうは、子どもたちにうったえます。おとなたちは、なにをいっても聞く耳をもっていなかったのでした。そしてついに、ちきゅうはじぶんのからだにぽっかりあなをあけて、子どもたちをのみこんでしまったのでした。そのなかで子どもたちはぐっすりねむりこんでしまいます。子どもたちがすがたをけして、おとなたちはかなしくて、なにも手につかなくなってしまいます。…自然破壊へのいかり、母なる地球と人間のありかたをするどく問いかけるメルヘン!6歳から。

感想・レビュー・書評

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  • 私たちが大人になった頃、1990年に作られた絵本。

    そういえばあの頃、ナチュラリストというムーヴメントがあった気がする。あの頃になぜ止められなかったかな…残念ながら今も地球を痛めつけて私たちは暮らしている。

    地球を語り手に環境問題をテーマにした尊い絵本。

  • 資源、物は大切に使いましょう

  • 「みえない雲」のグードルン・パウゼヴァングの絵本を「1933」の酒寄進一さんが訳したもの。

    年とったちきゅうが人間のおとなのやることに失望し、こどもたちと協力して、こどもたちを自分の体内に隠す。
    こどもがいなくなったちきゅうの上では、おとなたちがかなしみにくれ、ひきこもる。
    しかし、こどもたちの本当にのぞんだものに気づき、こどもたちを迎えることができる。

    「わたしたちは、むかしとちがう生活を、これからずっとつづけていけるだろうか?また、やさしい、年とったちきゅうをぎせいにして、らくちんな生活をしたりしないだろうか?どうだい、おまえたち、らくちんがきらいなものはいないだろう?」

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