ぐるんぐるんつむじかぜ

  • ほるぷ出版
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本棚登録 : 78
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593505524

感想・レビュー・書評

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  • ある晴れた夏の日、いろいろな人たちが散歩にやってくる。
    突然黒い雲が現れ、つむじ風が吹く。
    散歩に来ていた人たちはぐるんぐるんとつむじ風に巻き込まれみんなめちゃくちゃに逆さまになってしまう。
    つむじ風が通り過ぎたあとはみんな何事もなく散歩を続けるのだった。

    風が吹いて逆さまから見ても別の顔が見えるだまし絵絵本。
    つむじ風が吹いているせいなのか、かなりぐちゃぐちゃの絵なので文章で説明されないと分かりにくい。
    ちょっと絵が怖い。
    クッキーが飛んでいく女の子と、飛んできたクッキーを食べる人、ケープが暴れる婦人と、傘が逆さまになってしまう婦人の絵が逆さまにしても分かりやすく面白かった。

    黒い雲が行ってしまったあとの何事もなかったかのような終わり方も可笑しい。

    アーノルド・ローベルといえば、「ふたりはともだち」。
    こんな絵も描くんだ…。

  • アーノルド・ローベルのしかけえほん。
    つむじかぜに吹かれて、何もかもがぐるんぐるんとひっくり返ります。
    ページを逆さまにすると、手回しオルガン弾きは黄色いくちばしのオウムへ、ほっそり奥さんはふっくり旦那さんへ、市長さんは乳母へ、赤ちゃんは泥棒へ…
    くるくる本を回しながら、みんなでわいわい言いながら見ると楽しいです。
    ただ、ひっくり返してもあまりわからない場合も。
    「絵が気持ち悪い」の感想もあります。
    楽しめるかどうかは子どもたち次第かもしれません。

  • 逆さ絵本
    児童の反応がよかった

  • 本をぐるぐる回しながら読むのが大変だけど楽しい!ローベルはやっぱり凄いなあ。

  • つむじかぜが なにもかも ぐるんぐるんと ひっくりかえします。絵本をひっくりかえすと、ほら、ちがう絵が見えてくるよ。
    アーノルド・ローベルの、ちょっと遊べる絵本。

著者プロフィール

アメリカ・ロサンゼルス生まれ。プラット・インスティテュートで学び、1961年、ハーパー&ブラザーズ社の編集者と知り合ったことがきっかけで『かえってきた さけ』の挿絵で、絵本作家としてデビュー。翌年には、文と絵の両方を手がけた『マスターさんとどうぶつえん』を発表する。1970年『ふたりはともだち』が誕生し、そのシリーズで絵本作家としての不動の地位を築き、54歳で亡くなるまで、100冊以上の作品を残した。

「2023年 『ダッドリーくんの12のおはなし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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