- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784593505524
感想・レビュー・書評
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ある晴れた夏の日、いろいろな人たちが散歩にやってくる。
突然黒い雲が現れ、つむじ風が吹く。
散歩に来ていた人たちはぐるんぐるんとつむじ風に巻き込まれみんなめちゃくちゃに逆さまになってしまう。
つむじ風が通り過ぎたあとはみんな何事もなく散歩を続けるのだった。
風が吹いて逆さまから見ても別の顔が見えるだまし絵絵本。
つむじ風が吹いているせいなのか、かなりぐちゃぐちゃの絵なので文章で説明されないと分かりにくい。
ちょっと絵が怖い。
クッキーが飛んでいく女の子と、飛んできたクッキーを食べる人、ケープが暴れる婦人と、傘が逆さまになってしまう婦人の絵が逆さまにしても分かりやすく面白かった。
黒い雲が行ってしまったあとの何事もなかったかのような終わり方も可笑しい。
アーノルド・ローベルといえば、「ふたりはともだち」。
こんな絵も描くんだ…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アーノルド・ローベルのしかけえほん。
つむじかぜに吹かれて、何もかもがぐるんぐるんとひっくり返ります。
ページを逆さまにすると、手回しオルガン弾きは黄色いくちばしのオウムへ、ほっそり奥さんはふっくり旦那さんへ、市長さんは乳母へ、赤ちゃんは泥棒へ…
くるくる本を回しながら、みんなでわいわい言いながら見ると楽しいです。
ただ、ひっくり返してもあまりわからない場合も。
「絵が気持ち悪い」の感想もあります。
楽しめるかどうかは子どもたち次第かもしれません。 -
逆さ絵本
児童の反応がよかった -
本をぐるぐる回しながら読むのが大変だけど楽しい!ローベルはやっぱり凄いなあ。
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つむじかぜが なにもかも ぐるんぐるんと ひっくりかえします。絵本をひっくりかえすと、ほら、ちがう絵が見えてくるよ。
アーノルド・ローベルの、ちょっと遊べる絵本。