ペニー・フロム・ヘブン

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制作 : Jennifer L. Holm  もりうち すみこ 
  • ほるぷ出版 (2008年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (353ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593533985

ペニー・フロム・ヘブンの感想・レビュー・書評

  • 日常を描かれた、物語で、面白かったと思います。

    登場人物もどれも個性豊かで、飽きません。

    展開が心配になったり、思わずにやけるところもあったり、区切れるところもちょうどよかったです。

    ただ、挿絵は欲しかった気がします。
    主人公の顔の描写が少なく、想像しにくかったもので…

    まあ、あえてなかったというのもわかります。

  • ばーばの作るご飯美味しそうなんやけど、不味いんか…。

  •  11歳のペニー。赤ん坊の頃に亡くなった父が好きだった曲『ペニー・フロム・ヘブン』。その曲にちなみ、“ペニー”と呼ばれている。母と祖父母と暮らしているが、ドミニクおじさんやいとこのフランキーなど父方の親戚もたくさんいて、よくいっしょに食事もする。にぎやかな父方の親戚は、イタリアからの移民。
     第二次世界大戦の時、イタリアはアメリカに敵対していた。ペニーの父が亡くなったのはその時代のこと。ペニーは、父の死の真相、ペニーという愛称に込められた父の想いを知ることに…。

  • わたしの本名はバーバラ・アン・ファルーチ。でも、学校の先生以外、バーバラなんて呼ぶ人はいない。
    皆が呼ぶわたしの名前はペニー。亡くなった父親が大ファンだったビング・クロスビーの歌「ペニー・フロム・ヘブン」からつけられた。
    だから、わたしは良く天国(ヘブン)のことを考える。
    その天国にあるのは、アイスクリームとプールと野球。ブルックリン・ドジャーズが全戦全勝で、わたしは球場の特等席、ダッグアウトのすぐ後ろで観戦するのだ――。

    1953年、ニュージャージー州の田舎町で母親と祖父母と暮らす11歳の少女ペニーの、亡くなった父方の祖母や叔父たち沢山の親戚との交流、母親の再婚、夏休みに遭遇してしまった事故と入院生活、その中で知る父親の死の真相。そして彼女自身の成長を描く児童文学。
    ペニーの父方の親戚、ファルーチ一家はイタリア系移民。イタリア風の習慣、そして当時まだ記憶に新しいふたつの世界大戦、その大戦が背景になって起きたイタリア移民への差別と迫害、従軍した大人たちの体験が物語の背景として描かれていて、リアリティを出しています。
    後書きによると、著者自身がイタリア系移民の子孫で、物語のモデルは著者の母親の子供時代。エピソードの殆どが親戚の当時の話からとられているとのこと。
    写真入りで巻末に紹介されています。

  • バター・ペカン・アイスクリームが気になる。
    どんな味がするんでしょう。
    甘党の私は気になって仕方ありません 笑

  • 第二次世界大戦での出来事が基盤にある話。
    ある家族の日常が淡々と描かれていると思いきや、とても悲しくつらい事が根底にはありました。
    戦争はいろんなところでたくさんの人を傷つけているんだとしみじみ感じました。

  • 第2次世界大戦中のことが触れられていました。

  • ペニーはイタリア人の父とアメリカ人の母の間に生まれた11歳の女の子。
    父親はペニーが幼いころに亡くなったが、家族の誰一人父親のことを詳しく教えてくれない。
    父親の弟のドミニクおじさんはちょっと変わってて、おばあちゃん家の庭で車の中で生活してるけど、母親と結婚してくれるといいなと思っているペニーの大好きなおじさんだ。

    12歳になる夏休み、ペニーはいとこのフランキーとおばあちゃん家で手伝いをしてる時に、とんでもない事故に巻き込まれてしまう。
    母親はペニーの事故をドミニクおじさんのせいだと罵る。
    ペニーの父親が亡くなったのもおじさんのせいだと言う。
    「どうして?パパは病気で死んだんじゃないの?」
    やがてペニーは真実を知ることになった。

    世界大戦中、アメリカでも人権が侵害されていた。
    戦争中は理不尽なことがまかり通ってしまう。

    物語は、登場人物が大勢で個性的な人たち(イタリア人)ばかりですので、楽しいエピソードもありますから、暗くはないです。

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ペニー・フロム・ヘブンの作品紹介

1953年夏、アメリカ・ニュージャージー州の小さな町。幼くして父親を亡くしたペニーは、母親と祖父母とのさびしい生活をおくっていた。父方の親戚はにぎやかな大家族だが、ふたつの正反対の家族のあいだには、わだかまりがあった。ある日、大けがをおったことをきっかけに、ペニーは父の死の真相を知るが…。ニューベリー賞オナー作。

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