英国情報局秘密組織CHERUB(チェラブ)〈Mission10〉リスク

著者 : ロバート・マカモア 大澤晶

• ほるぷ出版 (2014年12月24日発売)

作品紹介・あらすじ

英国情報局の裏の組織、チェラブは、17歳以下の子どもが活躍する極秘のスパイ機関。アメリカ陸軍の大規模演習に協力することになったチェラブのメンバー。なかば休暇気分でラスベガスに向けて旅立つが……。英国政府が、男の子に読書を促すための作品に選んだ「チェラブ」シリーズ。ロンドンの私立探偵がえがくスパイの世界は、リアリティと説得力があり、かつ、ユーモアとスピード感にみちていて、文句なしに面白い。ストーリー・設定・人物像もよく練られている。劣等生の主人公ジェームズ（13歳）、がんばりやのケリー、同性愛者の親友カイル、心に傷をかかえているニコール……、等身大のティーン・エイジャーの悩みや成長、挫折もえがかれ、現代的な問題にもふれた一流のＹＡに仕上がっている。

感想・レビュー・書評

[mojaeさんの感想 · 2016年1月18日]

だいいぶハラハラだったー
しかし全部バラバラで、また統一感のあるストーリーが読みたいなあ
若者版007みたいな感じなんだな ロマンス的に

著者プロフィール

1972年、英国のロンドン生まれ。私立探偵として活躍していたが、「読みたい本がない」というおいっ子の不満を聞いてこのチェラブシリーズを書いた。シリーズ最初の本『スカウト』は、イギリスの子どもたちが選ぶチルドレンズ・ブック賞ほか、多くの賞を獲得し、シリーズ合わせて英国国内だけで80万部、14もの賞をとるベストセラーに。13年間、探偵の仕事をつづけたのち、現在はロンドンで作家業に専念している。

「2014年 『Mission10：リスク』 で使われていた紹介文から引用しています。」