978-4-593-53477-7
C8097¥1600E
魔法の鍵の贈り物 12分の1の冒険④
作:マリアン・マローン
訳:橋本恵(はしもと めぐみ)
カバー、本文イラスト:佐竹美穂
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目次
リング日時計
砂時計
フレディ
ニューハンプシャー州じゃない!
ニューヨーク、ニューヨーク
木の箱
一歩前進
別ルート
家庭教師
ヒント
身の上話
オリバー
わけあり
粘着シート
逃亡者
選択
ソーン夫人の屋敷
呪文
過去からの贈り物
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この一冊だけがなぜか手元にあって、最終巻だと知り、その前の3冊を読むきっかけになったけど、どの作品も充分に楽しめました。
この1冊を読んだら処分して本棚にスペースをつくれると思っていましたが、読み終わった今、もう少し手元に置きたい気持ちになりました。
いったいこの物語の最後はどんなふうに締めくくられるのだろう?そんな疑問を持ちながらページをめくりました。予想とは違う終わり方でしたが、満足しています。
この本には別の児童書が2冊出てきて、それは「クローディアの秘密」と「シャーロットのおくりもの」です。
1つ目の「クローディアの秘密」を読んだとき、家出して美術館で過ごすのですが、確かエジプトの棺をベットにしたんじゃなかったかしら?どんな高価なものであっても棺に寝るのはやだよ~と強烈に感じましたもの。
2つ目の「シャーロットのおくりもの」は未読作品ですので、また読んでみたい本ができたわけです。
この物語の中には、とても素敵な大人たちがたくさん出てきて、2人とかかわっています。日本ではあまりない関係性なのかもしれませんが、羨ましく思いました。