吾輩は猫である (声にだすことばえほん)

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著者 : 夏目漱石
制作 : 齋藤 孝  武田 美穂 
  • ほるぷ出版 (2005年12月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593560516

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吾輩は猫である (声にだすことばえほん)の感想・レビュー・書評

  • わぁ~っ!この絵本ヤバい!
    怒る猫、寝てる猫、喧嘩する猫、毛繕いする猫、お股をおっぴろげた猫(笑)、広げた本を布団にして寝る猫、お化けハンドの猫など表紙裏の様々な猫の絵を眺めてるだけで、
    目尻は下がり、口は半開き、読む者すべてを脱力させ、
    笑顔の花を咲かせること間違いナシ(笑)
    (厳格な教師である主人が縁側で伸びをする『吾輩』を横目で見て、なんやかんや言って気にかけている様が分かる表紙の絵もいい味わい)

    本書は夏目漱石の文体はそのままに、小説『吾輩は猫である』から
    猫の世界の面白さがよくでてるところを抜粋し、武田美穂さんの絵が彩ったお話し絵本です。
    (日本語の素晴らしさを堪能して欲しいとのことで、声を出して読む本として企画されています)

    ストーリーは小説同様に、
    『吾輩は猫である、名前はまだ無い』で始まり、
    人間に拾われて教師である主人の家に住むことになった猫の話で、猫視点から物語が語られていきます。

    猫の視点から見た人間の世界のバカバカしさや嘘臭さをユーモラスに描いていくのですが、
    「猫」というナニモノにも媚びない
    ある意味特殊な生き物が語り手なだけに、
    いまさらながら、猫に「吾輩」と語らせた漱石のセンスがほんと素晴らしいですね。

    これが「僕」や「私」や「おいら」や「わし」では、
    猫という生き物の高貴で凛とした性質を表すリアリティにいまいち欠けると思うし(笑)

    まぁ、そのへんのストーリーは誰もが知ってるところだろうけど、
    この絵本の何が良いって、
    なんと言っても武田美穂さんがペンとクレヨンで描いた
    ダイナミックかつカラフルでキュートな絵柄なのです。

    初めて人間を見て怯えるシーンや
    厳格な教師で通っている主人が勉強中だと家族に言い一人籠もった書斎で、実はヨダレを垂らして昼寝しているのを見つけ、こっそり眺めてるシーン(笑)、
    主人が昼寝をすると必ず背中に登って、その上でまったりするシーン、
    (「これはあながち主人が好きだからではなく、別に構い手がなかったからやむを得ないのである」と一人言い訳する「吾輩」が可愛い)

    三人の子供たちの寝床へ潜り込んでこっそり一緒に寝てるシーン、
    吾輩を「先生」と呼ぶ美しい三毛子にデレデレになってるシーンなどなど、
    どれも印象的で物語を知らない子供でも、絵を見てるだけで
    まあるい気持ちになれます。

    しかし、猫って
    素知らぬフリをしながらも
    実は人間をよく観察してますよね~(笑)

    僕は掃除道具のクイックルワイパー持つと
    マイクスタンドやギターに見立てて必ず踊ってしまうし、
    (ダックウォークしてます笑)

    「クイックルワイパーダンス大会」なるものがあれば
    絶対優勝する自信あるんやけど(笑)、

    お気に入りのノリノリロックかけて
    クイックルをギターに見立てて
    腰をフリフリワンマンショーしてると、
    今は亡き黒にゃんこのヤミクロは
    必ず冷たぁぁ~い視線で
    『なぁ~にアホなことやってんやろ(-_-;)』
    って
    アクビしながら見てたもんな~(汗)
    変なヤツ~って
    絶対思ってたんやろなぁ~(^^;)

    まぁ、そんな俺様気質の猫だけど、
    猫はいつだってこの世を明るくしてくれるし、
    世の中の争いごとすら鎮める力を有してます。
    (たぶん笑)

    日本語の美しさに触れ原文を読みたくなるし、
    猫好きなら
    悶絶必至の絵本ですよ~(笑)


    ★なんとYouTubeにこんなんありました(笑)↓
    https://www.youtube.com/watch?v=OJWjF20jV8E&feature=youtube_gdata_player

  • 『声にだすことばえほん』
    絵にすると、非常にわかりやすくなる。
    新鮮で面白かった。

  • 4分。明治時代に書かれて国民的大ベストセラーとなった小説。しかし、今の人はなかなか全部読むことが少なくなっている。これを小学生が読んでいたというから驚きだ。
    今回、絵本にするにあたり、猫の世界のおもしろさがよく出ているところを選んでいる。猫の視点をおおいに楽しめる。

  • 有名な作品の一部をとりあげた絵本。
    絵の効果もあり、とても親しみやすいです。

  • 4-593-56051-9 33p  2006・1・15 初版1刷

  • 小1の息子と一緒に音読しました。
    Eテレ「にほんごであそぼ」で以前からなじんでいた文章であったことに加え、武田美穂さんの挿絵がキュートで、小1でも十分楽しめました。キュート過ぎて息子は猫を飼いたくなった程です(笑)

  • 吾輩は猫であるのいいところだけ抜き出した感じ。
    かわいい。

    武田美穂の絵が更にかわいさに拍車を掛ける。

  • 2015.5.31

    声にだす言葉絵本シリーズ
    吾輩は猫である

    先生!言葉がふりがなあっても難しいです!!
    読み聞かせにはそうとうな練習が必要ですっ!

    猫かわいいですっ!

  • 名作を絵本にすると、こうなる。
    絵も素敵だし、分かりやすい。
    カズのお気に入りの絵本です♪

  • 中学校で読み聞かせしました。見慣れた武田美穂さんの絵は子ども達も興味を持ってくれたようです。

  • 夏目漱石著『吾輩は猫である』はこれまで何度も挑戦してきたけれど、いまだに読破できていない気になる作品。

    夏目漱石の文体はそのままに、猫の日常を中心に物語を抜粋された絵本ということで軽い気持ちで楽しめました。

    編集した齋藤孝さんの解説もよかったです。
    一昔前はこれを小学生が読んでいたというのはびっくり!
    小説となるとこうはいかないだろうけれど(笑)いつか再挑戦したい名作です。

  • 「吾輩」

    ワガハイ?という言葉に大ウケした子ども。ネコから見た言葉の一つ一つが新鮮で楽しいとのこと。結末はどうであれ子どもにとって面白い絵本みたいです。

  • 甥への誕生日プレゼント 1/3冊。
    夏目漱石の代表作「吾輩は猫である」で、猫の描写が面白い部分を抜き出しています。絵本ですし、子どもが初めて読むにはぴったりだし、絵も「滑稽」をよく表していて楽しいです。
    当時の文章なのでもちろん古めかしいのですが、絵と一緒なのでまったく問題ありません。むしろ子供が読む文章は、現時点のレベルより少し高いものを読んだ方がいいと聞きますし。甥がいつか漱石やいろんな文学を読もうとした時、ちょっときっかけになったら嬉しい。
    豆知識として、後書きも面白いです。現在使われている日本語を作ったのが夏目漱石とは。さしずめ日本のシェイクスピア?

  • 書き言葉としての日本語の、語彙の選択、言い回し、リズム感。その最良のものである。
    文学のユーモアとは文章そのものに備わるものでなければならない。
    こんな風にしゃべれたらもっといいな。

  • 絵がかわいい。
    高校時代に試験に出た夏目漱石の文章を読んで思ったことだが、文豪と呼ばれる人の文章は、とても読みやすくて、するすると入ってくる。

  • 流れるような夏目漱石の文章を絵本にしたもの。

    子供たちにしてみれば、絵本としては、絵が受け入れやすいようだったが、尻切れトンボのような終わり方で、キョトンとしていたように感じた。

    絵本にするのは、少々無理があったのではないか?と、感じた。

  • 【あらすじ】あの名作が絵本になった!夏目漱石の文体はそのままで、猫の日常を中心に物語を抜粋。日本語の名文の心地よさを堪能しましょう。

  • 熊本などを舞台とした作品です。

  • H20年11月 3-3
    H23年2月 5-2  短縮版 5分位

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