オオカミ (ナショナルジオグラフィック 動物大せっきん)

  • ほるぷ出版
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593584604

感想・レビュー・書評

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  • 子供向けにオオカミについて知ってもらいたいことを厳選した写真と平易な文で書いた。いやー、これはわかりやすいです。氏のこれまでの写真集「白いオオカミ」「ブラザーウルフ」は豊富な写真に豊富な文。独特の味のある文なのですが、いかんせん長い。ところがこれは、オオカミってこんな動物、群れの習性、生態、オオカミ迫害の歴史、現在の保護活動や現状まで平易に説明します。

    写真はジム氏のこれまでの本「白いオオカミ」「ブラザーウルフ」から多くとられています。この2冊を先に読んだのでそれがわかりました。

    文は氏のあゆみから始まります。ミネソタの平原で育ち、オオカミは子供のころからお気に入りの動物だった。大人になってミネソタの森に出かけたがオオカミには会えなかった。数年後ナショナルジオグラフィックから北極圏で写真をとる仕事を依頼されると、そのエルズミア島のオオカミは人間を見たことがなかったので、ジム氏をこわがらす近くにいることができた。(その成果が「白いオオカミ」) 3年そこで写真を撮った。そして新たな土地、ミネソタ州にある森林保護区で、一緒に本も書いている妻のジュディさんと30年間オオカミを隣人として暮らしている。(その成果が「ブラザーウルフ」だろう)


    2012.10.20第1刷 図書館

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