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- Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
- / ISBN・EAN: 9784593585755
感想・レビュー・書評
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太陽と情熱の国、スペインを紹介する写真絵本。
強烈にカトリックなイメージだけどイスラームの歴史が(建築だけでも)残っていたり、意外とアフリカに近かったり、考えてみれば当然なんだけど不思議な感じ。
水も砂も色が濃い。衣装や建物も鮮やか。
闘牛士の濃いピンクの靴下(タイツ?)に緑の服に黄色の模様とか、ガウディの形とモザイクの色とか、(センスの有無を抜きにしても)私の頭からは絶対に出てこない組み合わせだ。
植民地からみれば「独立のための闘い」だったものが、支配国視点では「没落」かぁ。
立場によって見え方が変るのは当然だけど、「ひどいこと」だとみなされる歴史が今の立場で決められているのが子供向けなだけになんとも割り切れない。
でも近代史は詳しく知りたい。
チューロは日本でみるチュロスとだいぶイメージが違う。
ちくわぶに見えた。
KKKそっくりの衣装の宗教行事の写真をみてぎょっとした。
ずっと昔から使っている衣装をKKK色に染められちゃっていい迷惑なんだけど、それでもやっぱりKKKを先に知った身としてはぎょっとする。
ポケモンかなんかで卍に苦情がでたってニュースを聞いたときは違ぇよバカと思ったけど、卍を見たヨーロッパ人はこんな風にぎょっとしたんだろうな。詳細をみるコメント0件をすべて表示