ダヤンのおいしいゆめ (DAYAN’S COLLECTION BOOKS)

著者 :
  • ほるぷ出版
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本棚登録 : 95
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593592159

感想・レビュー・書評

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  • 人と一緒にすごすって難しいと思った。距離感をどうたもつか考えさせられる一冊。

  • ダヤンと、ダヤンの夢を食べるばく君が一緒に暮らすお話。
    ダヤンの夢がおいしくて、ばく君はかいがいしく働くけど、次第に干渉が激しくなり、ダヤンの耳やしっぽをかじるようになる。
    誰かを求めると言うこと、それに応えるということ、誰かと一緒に暮らすということがどれだけ難しいか、端的に表されていて、可愛らしい絵柄と相まって不思議な不気味さを醸し出している。
    人と適切な距離をとることの大切さを思い出させてくれる本です。

  • [江東区図書館]

    図書館で絵本チックなものを、と思ってカウンター近くを見渡した際に目についた絵本。文庫本より少し大きい、やや薄めのハードカバー。でもその趣のある表紙絵と題名から、息子がすきそうだなー、字は小さめだけど読むかも??と思って借りてきたら、やはり?2日後くらいに自分から見つけて読んでいた(笑)私もまぁまぁわかっている、のかな??

    ただ息子が何も言わずに最後まで読み切った割には、私自身が追って後から読んでみたら、、、、内容がよくわからず今イチ感が(笑)ゆめに対しておいしい、という題名からしてバクが出てきたのは理解できるんだけど、これ、シリーズ本の一冊なのかな?それともこういう文調なのかな?登場人物たちが既にいてその日常の一部を垣間見る形式なのはともかく、、、、やや前提とされる人間(動物)関係がわかりづらい??まぁ今回の私の読みは、登録のための内容確認を目的とした、流し読みだったから消化不良をおこしたのかもしれないけど、表紙や題名に感じた不思議感が、形を変えて読後にもつきまとった一冊だった。

  • 2010.03 5-1
    2014.06 6-3
    2015.09 5-2
    2016.07 5-2

  • すれちがってしまった獏との関係がちょぴり切ないです。

  • 絵もお話もちょっぴり怖い雰囲気だけど、怖さ以上に登場人物(人じゃないけど)の様々な感情がじわじわと沁みてくる。
    友達どうし、お互い悪気はないけど合わなくなってしまう気まずさ。
    ばくの淋しさと感謝、ダヤンのホッとしながらも感じる罪悪感。
    どちらの気持ちも分かる気がして、最後は少し切なくなりました。

  • 再読
    ばくは怖いけど、なんだかせつない終わり方

  • 図書館の本

  • ひいい~こわい!

    ばくといっしょに暮らすことになったけど
    ばくはおなかがへってダヤンの耳やしっぽをかじる!

    ばくこわいよー(ドキドキ)

    漢字にルビがないし、お話もこわいので
    中学生以上むきなのかなあ

  • 眠るのが大好きなダヤンのところに、ダヤンのゆめが美味しいからとやってきた‘ばく’。ちょっとダークな感じもあるお話。最後はほろっとする。

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著者プロフィール

本名:池田晶子。東京都吉祥寺生まれ。
1976年、革工房「わちふぃーるど」創設。1983年に東京都自由が丘本店のシンボルキャラクターとして「猫のダヤン」を描く。その頃から不思議な国・わちふぃーるどを舞台にした物語を描き始め、絵本や画集、長編物語、旅のスケッチ紀行など、多方面で執筆活動を続けてきた。現在までの著書は130タイトルを超える。
2023年はダヤン誕生40周年にあたり、6月の松屋銀座での記念原画展を皮切りに、全国で巡回の予定。

「2023年 『猫のダヤン ポストカードブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

池田あきこの作品

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