ダヤンと時の魔法 (Dayan in Wachifield (3))

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著者 : 池田あきこ
  • ほるぷ出版 (2002年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593592272

ダヤンと時の魔法 (Dayan in Wachifield (3))の感想・レビュー・書評

  • キマイラの動向が気になる。

  • 再読
    突然のさよなら

  • わちふぃーるどの支配を企む死の森の魔王。使い魔のキマイラに、ジタンの秘密、命の泉は「北」にあるとそそのかされ、雪の神の掟を破って死の森を出て、北へ向かった。
    しかしそれを知った雪の神は怒り、死の森だけでなくすべてを氷で閉ざそうとしていた。
    そのため、アルスに住む大魔女セが、タシルへと戻ることに。リーマちゃんと、飼い犬のブーフも一緒にタシルへやってきた。伝説の大魔女セの帰還。タシルの皆は大喜び。
    セは、カシガリ山の三人の魔女とともに、時の魔法で、ダヤンとジタンを過去へと送り込んだ。

    ダヤン達の旅にはこっそりキマイラがくっついていた・・・

    この3巻は完結ではなく、次へ続く物語になってます。
    たったひとり過去についたダヤンどうなる? そして取り残されたジタンは。
    この過去へ戻るための旅が、なんだか『銀河鉄道の夜』をおもいだしました。

  • ワチフィールドはシリーズで好きです。グッツも皮などで出来ていて、かわいいです。

  • 本書は、『ダヤン、わちふぃーるどへ』、『ダヤンとジタン』に続く、
    ダヤンの長編ファンタジー第3弾です。

    今までは、それぞれの巻で完結している終わり方だったのが、
    この『ダヤンと時の魔法』については、
    音楽に例えるならば、終止コードではない感じです。

    ここで終わると困るから早く続きを・・・という終わり方なのです。

    最初の調子で1冊で完結すると思って、
    続きを持ち歩かなかったことを心底後悔してしまいました。

    本書の出版は2002年3月、
    この続きの『ダヤンとタシルの王子』が出版されたのは、2004年5月。

    リアルタイムならば、2年以上待たなければならなかったのですね。

    この待つ感覚がないのが、後追い読者の悲しさ/楽しさです。

    ということで、1冊1冊で、先の世界を知らないまま、
    「今の私」の所感を重ねていくことにします。

    さて、評者は、『ダヤン、わちふぃーるどへ』の書評では、
    ダヤンはなぜ特別な猫なのかについて、
    『ダヤンとジタン』の書評では、
    ダヤンとジタンのようにお互いを特別な存在と思うことについて、
    ふれました。

    また、『ダヤン、わちふぃーるどへ』の書評では、
    「時間が象徴的に使われるファンタジー」という表現も使いました。

    本書からまさにこの「時間」と「特別な存在」のテーマが
    さらに大きく展開していくことになります。

    『ダヤン、わちふぃーるどへ』は、
    小学校中学年くらいでいけそうかなぁという印象だったのですが、
    本書は、『モモ』や『はてしない物語』を読むほどの
    集中力と想像力を読者に要求するファンタジーになってきました。

    おそらくこの先もそうでしょう。

    小学校高学年以降が対象というところでしょうか。

    大人の再読や深読みにも向いています。

    冒頭から仲間たちは、時間について興味深い会話を展開しています。

    「ねえ、そういえば時間って川に似てるわね」。

    これはうさぎのマーシィの言葉。

    ダヤンは、少年らしく、でもまっすぐに本質を突く問いを立てています。

    「あのさ、時があっちからこっちへ流れてるとして・・・・・・今ってどこだろ?」。

    あの大きな目で無邪気に深遠なことを語っていることにも気づかないで
    核を掴んでいるのがダヤンのすごいところ。

    その後は、今はどこかについて、仲間たちは思い思いに語るのです。

    「真ん中のとんがった石が今なんじゃないの?」

    「いや、おれはあのアメンボこそ今だと思うぞ」

    そして、次の問いを発するのが、またまたダヤンなのです。

    「石は動かないで川を見てるね。アメンボは川の中にいる。
    ねえ、ジタン? ぼくたちの今ってどっちなの?」

    ジタンは、その問いに心の中で答えていました。

    ジタンは、過去の自分と今の自分を、ダヤンの問いの中に見ていたのです。

    この時間について語る場面の最後にジタンがつぶやいたのは、
    「そうか、今は時間じゃなくて永遠なのかもしれない」。

    この言葉は、本書の最後につながっていくことになります。

    さて、ストーリーの概略ですが、
    はるか昔、雪の神は、
    「以降魔王は死の森を出ることかなわじ」という決まり事を定め、
    以来、魔王はそれを守ってきました。

    ですが、自らの体が朽ちかけてきている魔王は、
    命の泉を自ら目指すべく、
    とうとうその決まりを破るのです。

    それが雪の神の怒りにふれ、魔王は氷柱に閉じ込められます。

    そして、雪の神は、過去の自分の決断をも変えてしまい、
    完璧な雪と氷一色の世界を創ることを目指すのです。

    雪の神は、わちふぃーるどすべてを氷一色の世界にしてしまおうと動き出し... 続きを読む

  • 長編シリーズ3作目。

  • 雪の神からタシルの街を守るため、ダヤンとジタンは過去のわちふぃーるどをめざして時間の旅をはじめる。わちふぃーるど創世の秘密に迫る、長編ファンタジー第3弾。

  • 雪の神からタシルの街を守るため、ダヤンとジタンは過去のわちふぃーるどをめざして時間の
    旅をはじめる。わちふぃーるど創世の秘密に迫る、長編ファンタジー第3弾

  • 「ダヤンとジタン」の続編。

  • ダヤン好きなもので…♪

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