神々のワード・プロセッサ (扶桑社ミステリー キ 1-2 スケルトン・クルー 2)

  • 扶桑社
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594002855

感想・レビュー・書評

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  • 気が狂いについて何故こんなにも知っているのかというと、やはりキング自信がアル中に悩まされたからだろうなと思った。酒とは関係なく、何か分かっているような気もする....面白かった。
    キングの短編集は何となく読みずらい...キングの色というか、書き方のタイプといえばいいのか、細かい描写等をみても、どうしても長編を切り取って書いた様な印象をうける。
    長編が読みたい。

  • 面白い短編が多かった!

    ジョウント ★★★★★
    一番好き。多分星新一なら5pで終わるものを、良かれ悪かれ(私にとっては大いに歓迎)何十ページも使って、悍ましくて恐ろしい物語にしてしまう、これぞキング。「意外と長い!」の最後のシーンは10年以上ぶりに読んだのにすごいインパクトで頭に残ってました。

    神々のワードプロセッサ
    世界を変える奇跡のワードプロセッサ。なんかいい話。
    オットー伯父さんのトラック
    道路の向こうから少しずつ近寄ってくる呪われた廃トラック。
    しなやかな銃弾のバラード
    一線の越え方。タイプライターに妖精が住むと信じてしまった作家と、少しずつ毒されていく編集者。タイトルと言い、不吉な香りといい最高。
    猿とシンバル
    IT的な、子供の頃の恐怖に立ち向かう系。我が子のためにトラウマに立ち向かう父と、気味の笑い終わり方がとてもいいですね。

  • 再読。短編集。
    「パラノイドの唄」詩なんだけど、意味がよくわからない。
    「神々のワード・プロセッサ」まさに神の所業。結末はこれじゃあ甘すぎるなあ。
    「オットー伯父さんのトラック」「しなやかな銃弾のバラード」この二篇はちょっと理解出来なかった。
    「ジョウント」SF。テレポーテーションは一瞬なのに、意識(自我)は10億年?これはコワい。
    「猿とシンバル」シンバルを叩くあの猿の玩具が夢に出てきてうなされそう。キングならではのホラー。

  • スティーブンキングの短編集はどれも傑作だと思ってるけど、この本はガチ

  • 個人的にジョウントとしなやかな銃弾のバラードがよかったです。
    対してオットーおじさんのトラックと猿とシンバルは、読むのが苦痛でした。

    他のレビューを見ると後者のほうが評判がいいので、やはり自分の好みは変わってるんだなと再認識してしまいました。

    現実にありそうもないホラーはどうしても好きになれません。やっぱり人が狂う話が一番怖いし好きです。

  • 4594002854 296p  1999・11・10 19刷

  • ■書名

    書名:スケルトン・クルー〈2〉神々のワード・プロセッサ
    著者:スティーヴン キング

    ■概要

    不思議な機能を持ったワード・プロセッサと、それを手に入れた男
    の運命を描いた表題作『神々のワード・プロセッサ』、テレポーテ
    ーションされる少年の恐怖を描いたSF『ジョウント』、そして、猿
    のシンバルの音にこめられた死の影『猿とシンバル』など、ホラー
    王キングの短編集待望の登場!!詩1編を含む恐怖と戦慄の6編。
    (From amazon)

    ■感想

    スティーブンキングの短篇集です。

    好きだったのは、「神々のワードプロセッサ」と「猿とシンバル」
    「オットーおじさんのトラック」です。
    他のも全部面白かったです。

    「神々」はキングさんのホラー小説では珍しく、ハッピーエンド的な
    終わり方をしています。「猿とシンバル」は題材が秀逸。
    猿のおもちゃのシンバルの音を読者にブキミと思わせ、物語に引き込む
    力は圧巻です。
    「おじさんおトラック」はある意味、キングさんの真骨頂ともいえる
    内容だと思います。車、トラック系のホラーはこの人は本当に上手い
    です。


    スケルトンクルー3作目の、ミルクマンもどこかで手に入れて読みたい
    です!


    この人の物語は、面白いです。

  • S・キングの短編小説ですが、読むべきはただ一篇、「ジョウント」。ここには“永遠の恐怖”があります。

    ホラーは読まない、キングも読まない……という方でも、もしあなたが読書人であれば、少なくとも「ジョウント」だけは読むべき。この作品で描かれるのは、超自然的な不可解な物事への恐怖ではなく、ワープが一般化した未来社会、つまりSFなので、ホラー嫌いな方でもご安心。

    しかしながら、そこにあるのはまぎれもなく“恐怖”。忘れがたい読書体験として、あなたの胸に永遠に刻み込まれること間違いなし。

  • 「パラノイドの唄」
    「神々のワード・プロセッサ」
    「オットー伯父さんのトラック」
    「ジョウント」
    「しなやかな銃弾のバラード」
    「猿とシンバル」

    2巻はわりとパラノイド気質の話が多め。
    じわじわ怖い。

  •  キング初体験かも。怖さのツボが合わんかった。やっぱり「わからない状態」がいちばん怖いのであって、化物と言葉が通じたりとか、バチが当たったりするタイプの話はぜんぜん怖くないや。

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著者プロフィール

1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー VII 暗黒の塔 下 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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