戦慄のシャドウファイア 上 (扶桑社ミステリー ク 1-1)

  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594004262

感想・レビュー・書評

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  • 「ファントム」「ストレンジャーズ」
    「ウォッチャーズ」「ミステリアム」と読んで来てるので、複雑になる前の原型のロックを聴いてるような心地。
    「ファントム」から数年経ってるから良いとして「ウォッチャーズ」と発表した年が重なってるのは…内容が似てるので謎

    別名義などで色々と似たのを書きすぎてわからなくなってるのか?習作か?
    "作者の勝ちパターン要素"を詰め込み、下巻に進みます。

  • ジェットコースターのような疾走感で今回も物語は駆け抜ける。しかも相手は正真正銘の怪物で自分が想像していたモダン・ホラーかくありきという形と合致しており、非常に小気味よい。
    自己愛の塊、エリック・リーベンとレイチェルとの離婚調停の後から始まる本書はいきなりリーベンが走ってくる車に突っ込み、轢かれて死亡するというショッキングなシーンから始まる。ここから物語はクーンツ特有のなかなか本質を明かさない焦らした駆け引き(本当にじれったい!!)をしながら進み、まず主人公二人は追う立場で始まる。
    そこでご対面とならずに今度は一路ラスベガスに向かい、主客一転して今度は追われる身になる。この辺りの構成の妙が実に巧い。
    アントン・シャープという悪徳役人を配することで、それがしかも主人公に恨みを持っているというあざとさで、主客を転じさせる手並みが実に鮮やかだ。
    また脇役で出てくるフェルゼン・《石》・キール氏の造詣もまた印象的だ。これが結末において、ある人物の行動に必然性を与えている。
    (下巻の感想に続く)

  • 面白かった。

  • 初めて読んだクーンツ作品
    表紙が綺麗。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    エリック・リーベン―天才的な遺伝子工学者。彼はその才能を武器にベンチャー・ビジネスを成功させ、莫大な財を築いていたが、別居中の妻レイチエルと口論した直後、自動車にはねられて即死した。しかし、奇怪なことに彼の死体が、市の死体公示所から忽然と消失した。この報せをうけたレイチェルはあることに思い当たったが、それはあまりにも恐ろしい想像だった。信頼する恋人ベンとともに極秘の調査を開始したレイチェルの前に、謎の追手が立ちふさがる。一方、エリックが手がけていたプロジェクト〈ワイルドカード〉の機密流出を恐れた防衛保安情報局の高官アンスン・シャープも二人に対する追跡を開始した。〈ワイルドカード〉とはいったい何なのか?エリックになにがおこったのか?日本でも人気集中、モダンホラーの鬼才クーンツが放つ、超大型サスペンス。

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