夜の終りに (扶桑社ミステリー)

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制作 : 飛田野 裕子 
  • 扶桑社 (1989年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594004378

夜の終りに (扶桑社ミステリー)の感想・レビュー・書評

  • 冒頭に著者が「イギリス版への序文」として「本作はスリラーである」としているがそうは思わなかった。

    主人公ベンジャミン・チェイスはベトナム戦争から帰ってきた。

    戦地での功績が称えられ有名人となるが、実は称えられている事柄そのものが原因で、精神的な傷を持っている。

    ある日公園でアベックを狙った殺人事件がおき、そこに居合わせたチェイスは、その殺人犯に狙われる。

    解説には「ベトナム戦争の後遺症を取り上げた作品のさきがけとして読むと意味がある」としているが、始めからそういってもらわないと、そういう見方はできないだろう。

    本文中車に乗る時などに「ハンドルの後ろに」という表現が何度もでてきて、「運転席に」の方が随分スマートと思えるのに何でそう書かなかったのか不思議に思った。

  • クーンツ25歳の作品だとかでまだクーンツらしさはあまりない。スリラーと言うほどのスリルも感じない。私としては自己崩壊しかけた男の再生物語であると感じた。ベトナム戦争の英雄として世間から騒がれながら、本人は罪悪感と悪夢からアル中生活を送っているが、殺人を目撃したことから犯人に狙われるとこになり、警察は当てにできないと自ら犯人捜しを始める主人公。やがてアルコールを断ち、愛する人を見つけついに犯人と対峙し…。結末についてはアメリカらしいと思った。出版社に文句が一つ。目次に解説 ベトナム戦争の後遺症を取り上げた作品のさきがけとして読むと意味がある と詳しい内容が書いてあるが、読む前から先入観を与える文言を入れるべきではないと思う。余計なお世話‼︎ 2014.6

  • クーンツだからホラーかと思っていたら、スリラーだった。
    主人公は、ベトナム帰りだが深刻な感じではない。

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