踊る女 (扶桑社ミステリー)

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制作 : 古沢 嘉通 
  • 扶桑社 (1991年2月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (533ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594006891

踊る女 (扶桑社ミステリー)の感想・レビュー・書評

  • サイコ色がオカルト色をかなり上回っている作品。狂気に取り憑かれた女性というのは、他の同類の作品を引き合いに出すまでもなく、怖い(男よりずっと)。しかし、それが継承されていく所がソールの作品ならではなわけで……。

    似たような作品しか書かないなんて評価もあったソールだけれども、「最も怖い作品は?」と訊かれたら自分はこれだと答えるだろう。

  • 「恐怖の金太郎飴」と評されるとおり、お約束要素満載。田舎に因縁に児童虐待死体ごろごろ。そして今回のメインは「妄執」かな。じっとりどろどろなストーリーは健在(?)。でもこの暗さが好きな人にはたまらない一作。
    そしてこの舞台となる「海樫館」がかなり魅力的。読んでいると情景が目に浮かぶなあ。でもなんとなく、住みたくない館。
    ラストは予想通り。だけど後味の悪さ、は意外と少ない気がします。たしかにもうどうしようもなく救いはないのだけれど、嫌な感じよりはしんみりとした悲しさが妙に後をひく感じで。

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