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- Amazon.co.jp ・本 (533ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594006891
感想・レビュー・書評
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微妙。
主人公達の追い詰められ感が少なかった。
ヘレナとマーゲリターの話が読みたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
サイコ色がオカルト色をかなり上回っている作品。狂気に取り憑かれた女性というのは、他の同類の作品を引き合いに出すまでもなく、怖い(男よりずっと)。しかし、それが継承されていく所がソールの作品ならではなわけで……。
似たような作品しか書かないなんて評価もあったソールだけれども、「最も怖い作品は?」と訊かれたら自分はこれだと答えるだろう。 -
「恐怖の金太郎飴」と評されるとおり、お約束要素満載。田舎に因縁に児童虐待死体ごろごろ。そして今回のメインは「妄執」かな。じっとりどろどろなストーリーは健在(?)。でもこの暗さが好きな人にはたまらない一作。
そしてこの舞台となる「海樫館」がかなり魅力的。読んでいると情景が目に浮かぶなあ。でもなんとなく、住みたくない館。
ラストは予想通り。だけど後味の悪さ、は意外と少ない気がします。たしかにもうどうしようもなく救いはないのだけれど、嫌な感じよりはしんみりとした悲しさが妙に後をひく感じで。
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