定本ゲーム殺人事件

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  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594010331

感想・レビュー・書評

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  • 再読。囲碁殺人事件の冒頭は記憶していたが、後の3編は、正直忘れていた。難解なメタミステリで有名な著者だが、本作はどれも非常に読みやすい。この中ではトランプが一番面白い。

  • すべて講談社文庫で読んだので、解説のみ。

  • なんと
    「囲碁殺人事件」
    「将棋殺人事件」
    「トランプ殺人事件」
    「チェス殺人事件」
    の四つの長編が、
    一冊の本になりました。
    しかも、近くのブックオフで、
    105円で売ってました。
    これは買うべき。
    よく、殺人を、
    ゲームとして、
    扱う人がいますが、
    ―SAWのジグゾーとか―
    それは心理学的に、
    どういう認知処理なのか。
    殺人とは犯罪である。
    そして、犯罪とは、
    人に見つからなければ、
    完全犯罪となり、
    つかまらない。
    そう、それは人生を、
    賭けたゲームなのだ。
    ミステリという、
    ジャンルが繁栄している。
    その理由として、
    トリックの推理、
    犯人あてなどを、
    ゲーム感覚で、
    現代人は行っているからなのでは、
    ないだろうか。

  • イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/5652105.html)
    (収録作品)囲碁殺人事件/将棋殺人事件/トランプ殺人事件/チェス殺人事件

  • 囲碁、将棋、コントラクト・ブリッジ+チェス。
    ゲーム3部作を読破後どうしても欲しくなったので買いました。

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著者プロフィール

竹本健治:
一九五四年兵庫県生れ。佐賀県在住。中井英夫の推薦を受け、大学在学中に『匣の中の失楽』を探偵小説専門誌「幻影城」上で連載。デビュー作となった同書は三大奇書になぞらえ「第四の奇書」と呼ばれた。
ミステリ・SF・ホラーと作風は幅広く、代表作には『囲碁殺人事件』『将棋殺人事件』『トランプ殺人事件』の「ゲーム三部作」をはじめとする天才囲碁棋士・牧場智久を探偵役としたシリーズや、自身を含む実在の作家たちが登場するメタ小説「ウロボロス」シリーズなどがある。近著に大作『闇に用いる力学』。

「2022年 『竹本健治・選 変格ミステリ傑作選【戦後篇Ⅰ】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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