マルコムX 最後の証言 (扶桑社ミステリー)

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制作 : デビッド ギャレン  David Gallen  東郷 茂彦 
  • 扶桑社 (1993年2月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (422ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594011123

マルコムX 最後の証言 (扶桑社ミステリー)の感想・レビュー・書評

  • 公民権運動が華やかかりし60年代。
    二人の闘士、マルコムX、キング牧師。

    キングについては、色々と調べては来ていたが、マルコムについて知ってゆくと、キングの見方も少し変わってくるな。

    キングの政治学はあくまで民族主義であり、マルコムは黒人中心主義であった。
    キングが、用いた手段は非暴力であったが、マルコムはそれを卑屈な手段であると考えた。
    キングの目的は黒人と白人の融和であったが、マルコムはそれはごく少数の中産階級の黒人以外の全ての黒人にとっては幻想であるとした。

    南部と北部。

    理想主義と現実主義。

    アメリカ政府を思い返すと、確かにと頷ける。
    日本が真珠湾を攻撃した時、米政府はパールハーバーを忘れろとは言わなかった。それどころか、リメンバー・パールハーバーと良い、主を讃え、弾薬を回せと言ったわけだ。

    右の頬を殴られて、左の頬は出さなかったわけだ。

    そして、今。
    黒人大統領、バラク・オバマ。
    彼の就任演説を思い出す。
    キングを引用していたな。マルコムではなく。

  • 過激なイメージとは違い、マルコムXは真のヒーローではないか、と思います。
    彼について書かれた記録を詳しく読むと、頭が良くて、非常に繊細な人物でした。
    先が見えすぎたために、かえって反発を受けたのではないか、と思うと残念です。

  • 確かフリーマーケットで見つけた本。キング牧師とは(私が思うに)反対の生き方をされた方のお話。

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