ブラック・ハート 上 (扶桑社ミステリー コ 7-4)

  • 扶桑社
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594018184

感想・レビュー・書評

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  • ハリーボッシュ シリーズ3作目です。

    前2作でちょろちょろっと出てくる過去の事件の裁判が進みつつ、更に新たな被害者が出つつ、真犯人に近づきつつっつーのがニクイ演出ですよねー。あとお馴染みのレギュラーがあんなことになったりして・・・言えませんけど、ホントびっくりっすよ。

    しかし「ブラック・ハート」っていう邦題はいかがなもんだろ?「コンクリート・ブロンド」のままの方が良いと思います。

  • 三作目にしてやっとこのシリーズが好きになってきたかも。
    法廷シーンがあるからこそ飽きさせない。
    このまま下巻へ。

  • 刑事ものでありながら終始、主人公の不当捜査疑惑に関わる裁判の進行を追いかける展開になっており「リンカーン弁護士」シリーズも手がける作者ならではの作品。

  • 図書館の本 読了

    内容(「BOOK」データベースより)
    11人もの女性をレイプして殺した挙げ句、死に顔に化粧を施すことから“ドールメイカー(人形造り師)”事件と呼ばれた殺人事件から4年―。犯人逮捕の際、ボッシュは容疑者を発砲、殺害したが、彼の妻が夫は無実だったとボッシュを告訴した。ところが裁判開始のその日の朝、警察に真犯人を名乗る男のメモが投入される。そして新たにコンクリート詰めにされたブロンド美女の死体が発見された。その手口はドールメイカー事件と全く同じもの。やはり真犯人は別にいたのか。人気の本格ハードボイルドシリーズ第3弾。

    なんだよ、チャンドラー、って言う展開。
    詳しくは下巻で。

    The concrete blonde by Michael Connelly

  • 面白いねぇ

  • 藤沢市図書館 5/1/2018

  • ハリー・ボッシュシリーズ第三弾。
    第一弾の「ナイトホークス」でほんのちょっぴり触れられていた『ドールメイカー殺人事件』がいよいよ主要事件として扱われるので、否が応でもワクワクしてしまう。

    強権的警察捜による人権侵害の問題に踏み込み、辣腕女性弁護士ハニー・チャンドラーが法廷でジリジリとボッシュを追い詰めていく裁判劇は迫力満点!

    新たに起こったコンクリート・ブロンド事件がドールメイカーの仕業なら、ボッシュは間違いを犯したことになり、裁判に負けてしまう。
    ボッシュが4年前に射殺したチャーチは、ドールメイカー殺人事件の犯人ではなかったのか?

    ドールメイカー殺人事件の真相にボッシュが近づいていくスリルにのめり込み、あっという間に上巻終了。

    下巻への期待大!

  • ハリー・ボッシュ・シリーズ第3作。

    4年前の連続殺人事件において、過剰な暴力により犯人を死に至らしめたとして、犯人の遺族から訴えられたボッシュ。その裁判が始まると、過去の事件と同じ手口で殺された新たな死体が見つかる。真犯人はほかにいるのか?

    裁判での息詰まるようなやりとり、最後に明かされる意外な犯人。著者の術中にまんまとはまってしまった。

  • ボッシユシリーズ第三弾。
    面白かった。
    だんだん面白くなってきた。

    法廷、シリアルキラー、主人公の過去と現在が交差しながら進む。
    しかも二転三転しながら、ページ数が足りるのかハラハラしながらラストへ。

    プチハッピーエンドで良かった。

  • ハリーボッシュシリーズ第3弾。

    第一弾のナイトホークスで出てきたそもそもボッシュがハリウッド署に飛ばされることになった殺人事件の民事訴訟がもちあがるところから始まる。
    今回も一気読み。難解な単語、翻訳にもかかわらずぐいぐいと最後まで読ませてしまうのはさすが。

    最後の犯人は意外すぎてちょっとこじつけに近い感じもしないではなかった。
    その人犯人にしちゃうの?!って感じ。残ページ数からしてもうひっくりかえることはないとはいえ本当にこの人が
    犯人かどうか納得できないまま終わった。

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著者プロフィール

Michael Connelly:1956年生まれ。LAタイムズ元記者。代表作としてはボッシュ・シリーズ、リンカーン弁護士シリーズがあり、当代随一のストーリーテラー。

「2023年 『正義の弧(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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