王様のレストランの経営学入門: 人が成長する組織のつくりかた

著者 :
  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594020651

感想・レビュー・書評

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  • とにかくみんなでやってみよう!の組織が強いことがわかった一冊
    90年代のドラマ「王様のレストラン」を題材とした経営組織論の本。前半はこのドラマのあらすじがかなり詳しく書いてあり、ドラマを見たことがない人(わたしです)でもどんな話かわかった上で読み進められます。

    ●瀧本 哲史氏の著書に紹介されていました
    瀧本氏はビジネスには「仲間」が大事という考え方です。本書でも仲間を動かし一緒に成長していく組織が強いことが説明されています。

    ●まずは動いてみよう
    短期目標でみんなで動く。あなたの組織はできていますか?わたしの会社は・・結構分業になっているなと思います。目標を提示することがリーダーの役目。でも実際に業務を進めるのはその時々でメインが変わってもいい。瀧本氏の本でいうところの分散型組織が強いということですね。

    ●強力なアドバイザーに任せきりにしない
    外から実績のあるアドバイザーを呼んで会社の再建や業務を任せることありますよね。このドラマでも似たようなことがあるのですが、任せきりにすると組織として強くはならないということが示唆されています。考えさせられませんか?

    ●今でも食べられるのかな?
    ドラマで出てきた料理の説明が巻末にあります。こちらあるシェフが考案したものでそのシェフの店で注文できるそう(当時は)。 「びっくりムース」食べてみたいです。

  • 何度も見た好きなドラマにも関わらず、私は「王様のレストラン」をスーパーマン千石による三流レストラン再建の物語と思っていた。しかし、この本が指摘する「千石の限界」という視点から見ると、最終回に千石が言う「最低ではあるが素晴らしい」は、何が素晴らしいのか(そもそもなぜ失踪する必要があったのか)が分かった気がした。惜しいのは、この手のメディアミックス本にありがちな、本文の理解と無関係な膨大な注があることだ。読みにくいし、こんな体裁を装わなくても、この本には十分な内容がある。

  • 三谷幸喜脚本のドラマの一つとしても面白かったのですが、このドラマを題材に大学の「経営組織論」に展開したのが本書です。

  • 理解しやすいフローティングリーダシップの実例

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