新5分間ミステリー (扶桑社ミステリー ウ 18-3)

著者 : ケン・ウェバー 片岡しのぶ Ken Weber

• 扶桑社 (1996年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[出雲一寸さんの感想 · 2015年1月11日]

読書録「新5分間ミステリー」4

著者　ケン・ウェバー
訳　片岡しのぶ、ほか
出版　扶桑社

p23より引用
“セレストは、ちょっと身を乗り出して486を
よく見た。16メガバイトのRAMだわ。クロック
スピードは66メガヘルツ。すごい!”

目次より抜粋引用
“がらがら蛇岬
　雨宿り
　二発の銃弾
　小道の足跡
　公園の目撃者”

　カナダ・トロント大学の教授である著者によ
る、クイズ形式のショート・ショートミステリ
ー集。
　データ泥棒から殺人事件まで、いろいろな
舞台設定の謎が収録されています。

　上記の引用は、ある話でのPCについての描
写。メガヘルツにメガバイトクラスですか、
今のPCの性能に比べると、隔世の感がありま
す。しかし、私のようにテキストベースでPCを
使っている程度の利用の仕方なら、このような
性能でも十分かもしれません。ネットに繋げて
利用しているので、そういうわけにもいきませ
んでしょうが。
　一話一話が短く、すぐに読めて、気分転換に
いい一冊ではないでしょうか。
本気で謎に答えようと思うと、海外に対する知
識も多く必要とされると思います。

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[ちえぞうさんの感想 · 2007年7月10日]

軽く読めるので海外旅行に持っていきます。ビーチでゴロンと寝そべって読むのにピッタリ。