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みんなの感想・レビュー・書評
ハリー・ボッシュシリーズでおなじみのマイクル・コナリーのノンシリーズ(といってものちにシリーズキャラクターになるらしいのだが)。連続殺人犯を追う新聞記者、というスリリングな筋立て。なのだが上巻前半は暗く冷たい冬の景色の中で重苦しく進行する。タイトルである「ザ・ポエット」という言葉が初めて登場するのが318ページ、とゆっくりしたペースなのだが、捜査が本格的に始まるとダイナミックに物語は動き始める。下巻が楽しみ。
本作品はサイコ・スリラー。ボッシュ・シリーズのイメージで読むべきではないと思いつつも、被害者が警官だったり、FBIが捜査に介入してきたりと、意識下からボッシュ・シリーズを払拭することは困難だった。 あまり好きになれない独りよがりの主人公。彼が事件の取っ掛かりを掴むまでが長い。そのイライラも、事件の骨格が浮かび上がると解消された。素敵にサイコで凝っているストーリーは確かに面白い。展開の読めな... 続きを読む »
デンヴァー市警察殺人課の刑事ショーン・マカヴォイが変死した。自殺とされた兄の死に疑問を抱いた双子の弟で新聞記者であるジャックは、最近全米各所で同様に殺人課の刑事が変死していることをつきとめる。FBIは謎の連続殺人犯を「詩人」(ザ・ポエット)と名付けた。犯人は、現場にかならず文豪エドガー・アラン・ポオの詩の一節を書き残していたからだ。FBIに同行を許されたジャックは、捜査官たちとともに正体不明の犯人を追う…。エドガー賞受賞の鬼才、マイクル・コナリーが犯罪小説の極北に挑む野心作。(amazonより抜粋)
M・コナリーの≪ボッシュ・シリーズ≫に関係してくる殺人鬼「ザ・ポエット」を巡る事件を描いた作品。どんでん返しに次ぐどんでん返しで畳みかけてくる終盤はすごい。
ボッシュ・シリーズの新刊「天使と罪の街」を買い、まずいつものように解説にささっと目をとおしたら、「ザ・ポエット」の続編になるのでそれを先に読むべし、と書かれていたので、あわてて買ってきて読んだらば、ものすごーくおもしろかった! ノンシリーズだからって無視するところだったけど読んでよかった! ジャーナリストである主人公がFBIの捜査に参加するというのがなんだか新鮮だったのかもしれない。捜査をちょっと外側から見た感じがするというか。捜査の話のなかに、ジャーナリストとしての考えや、その業界ならではのもめごとやらあれこれやらが入ってくるのがおもしろかった。謎解きも、本当に二転三転、最後までまったくわからずハラハラ。テンポがいい。ボッシュシリーズよりも、なんとなく明るいような気もして、もしかするとボッシュシリーズより好みだったりして。で、早く「天使と罪の街」を読まなくてはー。






