ザ・ポエット〈下〉 (扶桑社ミステリー)

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制作 : Michael Connelly  古沢 嘉通 
  • 扶桑社 (1997年10月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (404ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594023645

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ザ・ポエット〈下〉 (扶桑社ミステリー)の感想・レビュー・書評

  • 何も知らずに続編の方を先に読んでしまい、ネタバレしまくり状態だったのだが、それでも二転三転するストーリー展開に翻弄されまくった。様々な形で死に取り憑かれた登場人物達が、それぞれのやり方で自らの運命に立ち向かってゆく様に圧倒される。

  • 現代ハードボイルドの旗手とされるマイクル・コナリーだが、本作や「わが心臓の痛み」を読んで感じるのは、純粋に「ミステリ(推理)」が好きな作家なのではないか、ということだった。二重、三重に捻りを加えた構成は極めて複雑で、〝どんでん返し職人〟ジェフリー・ディーヴァー並みの仕掛けを施している。ただ、真相に迫る謎解きが、更なるミスディレクションを含みつつ後半から終幕へ向けて一気に展開される為、ややツイストが効き過ぎて真犯人の動機が御座なり(敢えて伏せている)になってしまっている。

    主人公の新聞記者が、スクープに飢えつつも、「シニカル」な境地に陥り限界を感じており、作家への転身を夢見ているという設定に、著者自らの経験が垣間見えて興味深い。メイン・プロットは、場所を変えて頻発する子供を対象とした異常性愛者による殺しと、それを追う殺人課刑事が自殺を偽装されて次々と殺害されていくというもの。拳銃を咥えた刑事らがエドガー・アラン・ポーの詩を書き残したことから「詩人」と名付けられた殺人者が自滅し、一旦解決したかに見えながらも新たな疑惑を残し、特定されないままに終盤へと向かうプロットも見事だ。

    FBIの捜査の軸となるのはプロファイリングであり、物的証拠と犯罪心理学が合わさり真犯人へと迫っていく過程が本書の最大の見せ場といえる。ハードボイルドではないが、上質のサスペンスが味わえる一級品。

  • (上巻より)

    この長さを飽きさせず、もたれさせず、引っ張る力はさすが。
    犯人の影の薄さが気になるが、次の作品への布石なんだと思う。

    かろうじて、まだ読んでいない続編を
    早く読みたいものだ。

  • どうして殺す刑事を選んだのか、その前の殺人のいみは。最後は腑に落ちないとも多かった…。

  • 真犯人はわかりませんでしたよ。でも、ドンデン返しにはハマれませんでした。ちょっと残念。

  • 3月17日読了。図書館。

  • 新聞記者の経験もある著者ならではの、記者を主人公とした、少年少女の猟奇殺人、およびその捜査をしていた刑事を殺す犯人を追いかける捜査物。

    ストレートにはいかないと思っていたが、そこまでどんでん返すとは思わなかった。

    性犯罪者の心の動きが自分としては考えたこともない世界であり、また勉強になった。

  • 上下巻セット売りのみ。

  • M・コナリーの≪ボッシュ・シリーズ≫に関係してくる殺人鬼「ザ・ポエット」を巡る事件を描いた作品。どんでん返しに次ぐどんでん返しで畳みかけてくる終盤はすごい。

  • ジャック・マカヴォイ。コナリー5作目。

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