冬の裁き―刑事エイブ・リーバーマン (扶桑社ミステリー)

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制作 : Stuart Kaminsky  棚橋 志行 
  • 扶桑社 (1998年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594024451

冬の裁き―刑事エイブ・リーバーマン (扶桑社ミステリー)の感想・レビュー・書評

  • カミンスキー熟練の筆が堪能できる渋い警察小説。既に孫もいる老刑事エイブ・リーバーマンを主人公とするが、相棒となる刑事ハンラハンも重要な位置を占める。人生の黄昏時を迎えた刑事二人を狂言回し役に、罪を犯す者たちを見つめた〝人間ドラマ〟といった作風で、地味ながらも味わい深い物語が展開する。本作は、日本で初翻訳された1994年発表のシリーズ第3弾。以降、本国では第10作まで発表されているが、翻訳は第5作「憎しみの連鎖」まで。コアなファンを無視し、売れなければすぐに見切りを付ける現代の出版事情を考えれば、これでも長く続いた方かもしれない。

    タイトル通り、厳しい冬のシカゴを舞台に、リーバーマンの甥が2人組の強盗に殺害されたケースを扱い、その発端から解決までの一日の流れを時系列で描いていく。当初は行きずりの犯行と捉えられた事件が、終局で予想外の真相へと辿り着く。淡々としていながらも、人生の機微までを伝える筆致が見事だ。

  • 舞台が冬だからだろうか。
    全体的な暗いイメージが漂っています。
    その中、事件を追う老刑事エイブ・リーバーマン。
    このシリーズももう10冊くらいでているんじゃないかしら。
    実は初挑戦なんです、カミンスキー作品。
    海外作品は特にシリーズ化している場合が多いので、そうなると最初から読まないと気がすまない私の性分!(⌒o⌒;) アセアセ
      で、リーバーマンシリーズの1作目を手に入れたという次第です。
    たぶん、警察小説になるんだろうけど、難しいのよね~この分類。やっぱりハードボイルドだよなぁ~。
    さてさて、本書ですが、主人公であるリーバーマンの甥がパーティの帰りに射殺されるところから始まります。
    殺されたのが身内ですからね~、燃えるリーバーマン。
    だけど、シカゴ警察は忙しく、他にもたくさんの事件を抱えているわけなんです。
    リーバーマンは無駄口をたたかず、黙々と捜査をするタイプでして、核心に迫れば迫るほど、世間の裏側が見えてくるという・・・。
    問題を抱えることになった相棒ハンラハンの事件もハラハラさせます。
    1作目ということで、こんなもんじゃないかなぁ~と思うのですが、もっともっと面白くなっていくことを期待しています。
    もちろん続きを手に入り次第読んでいきます。

  • シカゴのおじいちゃん刑事が甥っ子が殺されて、その犯人捜しをしながら、相棒の元アル中刑事にもプライベートな問題とか過去のいざこざとか。

  • 米国の藤沢周平と評される老ユダヤ人刑事のシリーズ。大好きです。

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