アメリカ・インディアンの書物よりも賢い言葉

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制作 : Eriko Rowe 
  • 扶桑社 (1999年10月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594027834

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アメリカ・インディアンの書物よりも賢い言葉の感想・レビュー・書評

  •  「慎ましく食べ、慎んでしゃべる。そして誰も傷つけない」(ホピ族の格言)

     読後、私は『仙台人ホピ族説』を唱えたくなった。沢山の部族の言い伝えや諺を紹介してくれている本だが、中でもホピ族の格言はどれも仙台人気質と相通じるものばかりに思え腑に落ちるものばかりだったからだ。

     「口論を正当化することはできない」ともいう。
     仙台人は言い争いを好まない。そもそも強い口調で質問することさえはばかられる風潮がある。「なぜ」や「なに」を質問しても、明快に答えてもらえることは少ない。よそ者はだから戸惑うことが多い。そもそも答えてもらえないから、論争やいい争いとは無縁だ。

     この本を読む以前は、『仙台人ハワイアン説』を唱えていました。
     静謐を最上と尊ぶ風情が、仙台の人たちとハワイ人とで共通な美質と思えたからです。
     七夕もケヤキ並木のライトアップも、静けさの中の「美」にほかなりません。有名な北四番丁の交差点で、一年中通行車両に手を振っている議員も「政見」を声で訴えることはしません、手を振るって頭を下げるだけです。この選挙風景って、実はハワイの選挙と同じなんです。
     ハワイのバスには音の出るベルなんかは無くて、紐をひっぱって運転手に知らせる方式なのは、経験した観光客の人もいるでしょう。

     脱線しましたが、ほかのホピ族の言葉。
     「答えがないのも答えのひとつ」
     「怒りは自分に盛る毒」
    いよいよ『ホピ族説』を裏付ける言葉ばかりのようです。

     脱線のついでにもうひとつ。隠れ仙台人の見分け方を伝授しましょう。英語でhave to do 標準語で「やらなきゃならない」、これを気が付かずに「やんなきゃない」と言ってしまうのが生粋の仙台人。前宮城県知事の浅野四郎さんも、東京都知事選の最中、思わず言っちゃってました。東大を出て霞ヶ関ウン十年の浅野さんでさえこうなんですから、この鑑別法は確実です。
     
     もうひとつホピ族の格言。
     「1人の敵では多すぎ、100人の友は少なすぎる」
     敵は石原慎太郎一人でも多すぎ、何十万票集めても当選には遠かったって事でしょうか。

     最後に、
     「物語りに長けたものが世界を制する」(ホピ族)
     やっぱり選挙で作家に勝つのは無理だったってことかな。

  • シニアメイトキャップにデザインしたことば、
    Seek wisdom,not knowledge
    Knowledge is of the past,
    Wisdom is of the future.
    この言葉がこの本にあった(日本語訳)。
    パラパラっと読んだままになっていたので、じっくり読んでみた。またときどき読み返したい本であった。

  • 世界中の人たちが皆、アメリカ・インディアンのような考え方を持っていたら、世界はもっと平和で、豊かで、幸せに満ちているだろう、と思う。
    アメリカ・インディアンは素晴らしい、崇高な精神を受け継ぐ人たちだと、読みながらいちいち感動。

  • エリコ・ロウさんの著作。書物により得られる知識と代々に渡って語り継がれてきた知恵。先住民の長老が代々語り継いできた叡智がたくさんあります。

  • 旅先で何気なく訪れた書店で出会った本。古いと思われている思想が一番新しいかもしれない。
    タイトルは「ネイティブ・アメリカン」として欲しかったけれど。

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