爆笑問題の死のサイズ: 新聞の死亡記事で読み解く、20世紀人物列伝

著者 :
  • 扶桑社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (475ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594029333

感想・レビュー・書評

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  • 爆笑問題が有名人の偉大さと新聞記事の取り扱いの大きさが比例するのかを独自の視点で切り取った一冊。活字なので太田さんのおふざけも抑えられて読みやすく、切り口も斬新で面白く読めた。

  •  死のサイズとは三大紙プラス産経新聞に掲載された死亡記事の面積。客観的で解りやすい切り口だ。
     日本史原論などは、田中裕二のツッコミまで太田光ひとりが漫才形式で著しているが、本書は太田・田中と編集者が鼎談している。
     ミヒャエル・エンデ『モモ』を批判する舌鋒で、宮崎駿もついでに突っつく太田発言が小気味いい。
     個人的に、政治家や政治家秘書(自殺もしくは謀殺)の死の記憶は薄い。
     ものごころついてから、死に衝撃を受けたのは手塚治虫先生、ジョン・レノン、ブルーザー・ブロディ……。
     手塚先生。新聞の扱いの軽さが悲しい。
     急逝の直後、友人と電話で話した。「神様が死んじゃったねえ」
    友「泣いたよ」
    私「そうだろう」
     さらに語り続けていたら、何だか話が噛み合わない。それもそのはず、向こうは昭和天皇のことを言っているのだ。
     おい! 高校で一緒にマンガ研究会を立ち上げた仲じゃないか!! マンガ好きにとって神様と言えば手塚先生だろ!!!

  • (2002.02.26読了)(2002.01.05購入)
    新聞の死亡記事で読み解く、20世紀人物列伝
    (「BOOK」データベースより)amazon
    人の「偉大さ」は、死亡記事の大きさで測れるのだろうか?本書はあえて、新聞の死亡記事の大きさで1950~1999年のランキングを集計。そして、爆笑問題が、みずから選んだ20世紀の著名人128人について語り尽くしました。そこには、死亡記事をとおしてのみ読み解ける、いくつもの知られざるドラマがありました。爆笑問題が1年がかりで取り組んだ問題作。

    ☆関連図書(既読)
    「爆笑問題の日本原論」爆笑問題著、宝島社、1997.02.06
    「爆笑問題の日本原論2000」爆笑問題著、メディアワークス、1999.12.25
    「天下御免の向こう見ず」爆笑問題著、二見書房、1997.10.25
    「ヒレハレ草」爆笑問題著、二見書房、1999.10.01
    「爆笑問題のピープル」爆笑問題著、幻冬舎、1998.06.20
    「爆笑大問題」爆笑問題著、講談社、1999.01.11
    「爆笑問題の日本史原論」爆笑問題著、メディアワークス、2000.08.05
    「爆笑問題 時事少年」爆笑問題著、集英社、2001.04.30

  • 企画自体は画期的。

  • 001.00.7/30.2刷、並、カバスレ、帯付、書庫。

  • 有名人の死亡記事の大きさを元に、その当人について語っていく本。
    相変わらず凄い本出しますね。
    自分の世代ではピンとこない有名人も多かったですが。
    読み応えありました。

  • 1ポンド

  • 爆笑問題の本は結構持ってますが中でも日本史原論と並んで好きな一冊。
    20世紀の新聞での著名人の死亡記事を取り上げて大きさとその人の価値との比例をテーマに語られる。分厚い一冊です。
    ある程度爆笑問題の(ていうか太田光?)の好みも入る評論ですが視点はやはり面白い。

  • 有名人の死亡記事の大きさを元に、その当人ついて語っていく本。
    相変わらず凄い本を出しますね。
    自分の世代ではピンと来ない有名人も多かったですが。
    読み応えありました。

  • 初めて読んだ爆笑問題の本。たしか題名に惹かれて購入。レンタルショップで平積みにされていて日焼けしてました。

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