オフシーズン (扶桑社ミステリー ケ 6-5)

  • 扶桑社
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感想 : 70
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594029791

感想・レビュー・書評

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  • ケッチャーーーム!!!
    あなたにやられました…
    はあぁぁぁ…
    精神的にやられました…


    本作『オフシーズン』は過激!
    そりゃもう過激!
    とにかく過激!

    内容も過激!
    文章では表せないぐらい過激!
    ケッチャムじゃないと表現できないぐらい過激!
    (ケッチャム読むの初めてだけどw)

    描写も過激!
    暴力描写はいまや伝説となっているぐらい過激!
    言葉では表せないぐらい過激!

    この過激さに興奮してくる!
    鼻息も荒くなる
    (フゥん!フゥん!フゥーーーん!)
    やばい!


    過激を求めている人はぜひどーぞ
    けど、当然グロいよ!エグいよ!覚悟しておいて

    • 1Q84O1さん
      makiさん
      乙女にも過激は必要です!
      発狂してみませんか( ̄ー ̄)ニヤリ
      makiさん
      乙女にも過激は必要です!
      発狂してみませんか( ̄ー ̄)ニヤリ
      2024/04/11
    • 1Q84O1さん
      ultramanさん
      きっと好きなはずです!
      お召し上がりください!
      ultramanさん
      きっと好きなはずです!
      お召し上がりください!
      2024/04/11
    • 1Q84O1さん
      mihiroさーん
      か弱い乙女…
      見間違いですかね
      目がかすれて見えにくいです…w
      mihiroさんも発狂しちゃえ〜!
      mihiroさーん
      か弱い乙女…
      見間違いですかね
      目がかすれて見えにくいです…w
      mihiroさんも発狂しちゃえ〜!
      2024/04/11
  • 約20年ぶりの再読でしたが、やはり最高で最強です。

    ★が5つまでしかつけられないのが残念ですが、今まで読んできた本の中でも相当にインパクトの強い作品であることには間違いがなく、特にエロ、グロ、ヴァイオレンス、スプラッタのジャンルでは頭一つ飛び抜けた作品だと思う。

    物語の主人公は一見して編集者のカーラだと思い読み進めるも、彼女が避暑地として選んだメイン州の田舎の一軒家に現ボーイフレンドのジム、彼女の妹マージーとそのボーイフレンドであるダン、カーラのかつてのボーイフレンドのニックとそのガールフレンドのローラが訪ねてくる。

    そこで、6人を待ち受けていたのはその土地に住む謎の「食人族」。

    「食人族」に襲われた夜に最初にジムが殺され、本作の主人公と思っていたカーラが2番目の被害者となる。

    しかも目を覆いたくなるような惨殺の描写は私を一気に虜にした。

    「食人族」に襲われ、次々と仲間が命を失っていくなか、誰か1人でも生き残ることは出来るのか!

    一方で海岸で瀕死の状態で見つかった女性とその近隣で過去から何件も起こっていた失踪事件に疑問を感じ、謎を解き明かそうとする地元警察署署長のピーターズとその部下達。

    果たして彼らは被害者を生きて連れ戻すことが出来るのか!

    「食人族」の住処である洞窟に拉致され、目の前で仲間が想像を絶する殺戮方法で殺されるのを見せられ、次は自分の番だと覚悟を決めた後に生きる事にしがみつき抗う。

    まさに危機一髪で脱出したと思った瞬間に「食人族」のリーダーに捕まり、連れ戻された被害者は今度こそ死を覚悟する。

    そこに現れた救世主。

    救世主によって助けられハッピーエンドにならないのが、本作の憎らしいところで、ようやく現場にたどり着いた正義の味方である警察官達は戦慄の現場を目の当たりにし、混乱の中で被害者(救世主を含む)を撃ち殺してしまう。

    善も悪も、黒も白もない世界。

    間違いなく異質な作品であるが、私は本作の虜となった。


    説明
    内容(「BOOK」データベースより)
    避暑客が去り冷たい秋風が吹き始めた九月のメイン州の避暑地。ニューヨークから六人の男女が休暇をとって当地にやって来る。最初に到着したのは書箱編集者のカーラ。すこし遅れて、彼女の現在のボーイフレンドのジム、彼女の妹のマージーとそのボーイフレンドのダン、そしてカーラのかつてのボーイフレンドのニックとそのガールフレンドのローラが到着した。六人全員が到着した晩に事件は勃発した。当地に住む“食人族”が六人に襲い掛かったのだ。“食人族”対“都会族”の凄惨な死闘が開始する。

  • 初のケッチャムで、そして初の翻訳本でした。
    最初は独特の言い回しに慣れませんでしたが、それをクリアするとケッチャムの狂気が私の中に流れ込んできました。本当の原作はどんなものだったんでしょうか?気になります。

  •  前に読んだ『隣の家の少女』がとんでもなかったので、この本も心構えをして読んだのだがまたしてもとんでもなかった。めくるめくように想定を上回る無慈悲な場面が展開し、字を追うごとに涙目になる。全く文化の違う人々を悪と断じることもできないような、利害はあっても悪の概念が共通でなければ相手は悪とは言い切れないのではないか。害獣みたいな人々なのだけど、彼らが若者や子どもであることがやりきれない気分になる。浮かれた都会人ざまあ、みたいな感じもない。都会人たちがそれほど浮かれていないからだ。地元警察の皆さんも気の毒だし、だれも彼もが不幸だ。田舎ホラーの大傑作だ。

     「すべての出来事に意味がある」と先日見た映画で語られていたのだけど、この無慈悲な物語に今触れたことにはどんな意味があるのだろう。

  • これは面白かったなぁ。グログロなんだけど、まさかの展開も用意されていて。

  • 食人だってスプラッタだっていいじゃない、人間だもの。

  • 読後感のすこぶる悪い本を読みたいと思った。
    読んでる最中も気持ち悪く、おぞましい一冊だった。
    あとがきが面白かった。
    オリジナルに近い形で翻訳されていてよかった、と思った。
    本当は『隣の家の少女』が読みたかったけど、図書館にはなかった。
    もしかして、内容がすさまじすぎるせいなのか、と思ったり。

  • 「どんな動物だって獲物にはなるけど、人の肉とは比べものにならないね、と女は思った。動物の肉よりも甘みがあってこくがある。」
    恐怖が肉をやわらかくする。死ぬほどおびえるとあなたはやわらかくなるのだ。

  • ゾンビではなく生きた人間が同じ人間を喰らうホラー。冒頭(女性が森を逃げ惑う)から怖いです。残酷でグロいシーンが多いのとスッキリしない読了感なので好き嫌いはっきり分かれそう。
    続編があるとのことなので、そっちも読みたいw

  • 殺されていく仲間、決死の逃走劇、立ちはだかる化け物。
    B級ホラーのお手本のようなシナリオです。

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著者プロフィール

ジャック・ケッチャム(Jack Ketchum)
1946年11月10日 - 2018年1月24日
ホラー作家として知られる。ボストンのエマーソン大学で英文学を専攻。卒業後は俳優、教師、営業、ライターなど様々な職業を経験するが、ヘンリー・ミラーの出版エージェントをしていたことはよく知られている。1981年『オフシーズン』で作家デビュー。1994年”The Box”で、ブラム・ストーカー賞短編賞を受賞して以来、多くの受賞歴がある。2015年にはブラムストーカー賞生涯功労賞を受賞。代表作に、実在の事件を元に、映画化もされたモダンホラー『隣の家の少女』。
(2018年5月10日最終更新)

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