悪徳の都 上 (扶桑社ミステリー ハ 19-8)

  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (451ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594030773

作品紹介・あらすじ

1946年、酒浸りの日々を送っていた元海兵隊先任曹長アール・スワガーは硫黄島の戦功により名誉勲章を授与された。式の後、彼の前に二人の男が現れる。野心満々のガーランド郡検察官フレッド・ベッカーと伝説的な英雄である元FBIエージェントのD・A・パーカーだった。二人はギャングが牛耳る歓楽の街ホットスプリングズの浄化をもくろみ、その為に摘発部隊の編成を計画していた。彼らはその隊員を軍隊並に鍛え上げる役をアールに依頼してきたのだ。彼は承諾する。だが、妻からは子供が出来たことを知らされた。

感想・レビュー・書評

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  • アール・スワガー第一弾!

  • ボブ・リーの父ちゃんアールシリーズ第1弾。ボブはスナイパーだったが、アールはどんな活躍を?2015/9読了。

  • 「極大射程」の主人公ボブ・リー・スワガーの父のアール・スワガーの物語。ハンターの物語は、大河小説のようです。

    さて、小説の舞台は実在の事件をもとに書かれていますが、随所に作家のアメリカンダンディズムが色濃く出てます。

    中味には関係ないが、第一刷は随所に誤植があり、珍しい・・・

  • 違法の歓楽街を摘発するために選抜された若者を訓練する仕事にスカウトされた元海兵隊のアール・スワガーの物語。
    息子のボブより迷いが無くて容赦しないところが魅力なのだろうか、ボブ・リーのシリーズよりも硬さがあって格好良い。

    摘発する側のアール達とされる側のボスのオウニーの争いに同業者のオウニーを落としいれようとするベンが加わり、アール側のボスの小心だが大きな名誉欲と選抜メンバーのフレンチーの傲慢な俺様さもあり下巻でどう転ぶのかが全く想像がつきません。

  • 息子も凄いがオヤジも凄い。

  • ハードボイルド小説。
    シリーズ物か?

  • さすがにボブ・リーの親父さんだ。やることのスケールがでかい。ボブ・リーよりもずっと戦闘的で破滅的。自分の周りの人がどんどん不幸になっていくのはたまらないだろうな。しかし、フレンチーショートが憎めない。摘発チームの壊滅の原因はまさしくフレンチーなのだが、次回作以降でまたアールと絡んできて欲しいな、と思う。最後にチラッと出てきた、ジミーとバブのパイたちも同じく、次回作以降でも出演して欲しい。

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著者プロフィール

Stephen Hunter
スティーヴン・ハンター

1946年ミズーリ州カンザスシティ生まれ。
68年ノースウェスタン大学卒業。
71年ボルティモア・サン紙に入社。
書評担当などを経て映画批評担当になる。
96年ワシントン・ポスト紙に転じ、
映画批評部門のチーフとなる。
2003年ピューリッツアー賞(批評部門)を受賞。

「2022年 『囚われのスナイパー(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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