悪徳の都 下 (扶桑社ミステリー ハ 19-9)

  • 扶桑社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (452ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594030780

感想・レビュー・書評

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  • イイ!オススメです!

  • ラスベガス建設前に栄えたカジノ都市が舞台。ベガスを作ったバグジー(昔映画見たなぁ。Wビーティだっけ)が、出てきたり、ボニー&クライドも、、アール率いるチームがカジノ壊滅に乗り込むが、、ボブとは違うアールの凄みが!銃器関連の描写もいつもながら凄い、、ついつい検索して画像探してしまう。面白いです。2015/9読了。

  • 下巻には、息つく間もないほどのどんでん返しがいくつも仕掛けられていて、作者の構成力が巧みなことに改めて感心する。

    極大射程のラストと似たような設定シーンには、ネタ切れ感はありますが、それでも活劇としては、いい出来です。

  • 所々に登場する南部の人種差別思想は自分が考えていたよりも酷く、ほんの数十年前のことなのにここまで侮蔑していたのか…と読んでいて胸が悪くなりはしましたが、フレンチーの裏切りで上司と部下を失ったアールが自分の過去、父親との確執に向き合って敵を倒す姿は痛々しいけれども格好良かったです。
    地形を読み銃を上手く扱うのがスワガー家の男だと言う著者の書き方も過去の記憶を辿り、オウニーの逃亡先を見付けて銃撃戦になるあたりで力強く生きています。
    妻とボブ・リーの出産と言う家族への愛とオウニーと雇われた荒くれ者との銃撃戦と言う正反対の二つが上手く絡められて見事な終わり方でした。
    そしてエピローグで出会う少年達が別の物語に繋がり、アールの将来に大きく影響を与えるのだと思うと何とも複雑な気持ちです。

    フレンチーのアールへの感情もかなり複雑で…彼の中でアールは最終的にどう言う立ち位置でおさまるのでしょうか。

  • なるほど、『狩りのとき』の作者であったか。

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著者プロフィール

Stephen Hunter
スティーヴン・ハンター

1946年ミズーリ州カンザスシティ生まれ。
68年ノースウェスタン大学卒業。
71年ボルティモア・サン紙に入社。
書評担当などを経て映画批評担当になる。
96年ワシントン・ポスト紙に転じ、
映画批評部門のチーフとなる。
2003年ピューリッツアー賞(批評部門)を受賞。

「2022年 『囚われのスナイパー(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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